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2005年12月23日 (金)

僧清虚像(福岡県北九州市)

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名称:僧清虚像
別名:僧清虚の像、清虚上人像
住所:福岡県北九州市門司区
管理者:
種別:
宗派:

高さ(台座込み):14m
高さ(本体のみ):
材質:コンクリート
重さ:

着工:
建立:1974年(昭和49年)昭和48年?
制作:小森紫虹

公式サイト:
参考サイト:門司港の景色 部埼の灯台に行きました。

概要:海の難所だった部崎において毎夜薪を焚き、海難事故を防ぐために尽くした僧清虚の遺徳を後世に伝えるために建てられた像

1838年(天保9年):誤って殺した友の冥福を祈るため出家した豊後の国(大分県)国東伊美村の太兵衛、名を清虚と改め諸国を巡る
部崎周辺で船舶遭難の多いことを知り、清虚は部崎の山上に草庵を結ぶ(天保1年のことかも?)。托鉢をして得た米のうち一食分だけを食し、残りで薪を買い、行き交う船のために火を灯した。人々は「一食坊主」と軽蔑したが、やがて彼を敬うようになり、小倉藩主や下関の船問屋達も彼の援助をするようになった
1850年(嘉永3年)12月16日:逝去。彼の死後も地元青浜の村人が、薪を焚く習慣を受け継いだ
1872年(明治5年):部崎に灯台が建築される

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尊顔

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背中

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南より北を望む
海の向こう、奥に見える山並みは山口県。写真右の島は満珠島

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像からほど近い墓地に立つ清虚の碑
「部崎火焚開基僧清虚老須徳碑」と刻まれている

訪問:2005年2月6日
使用カメラ:SONY DSC-V1

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