平和祈念像(沖縄県糸満市)
名称:平和祈念像
別名:
住所:沖縄県糸満市摩文仁448-2
管理者:財団法人沖縄協会
種別:不定(仏像ではない)
宗派:
高さ(台座込み):12m
高さ(本体のみ):
材質:漆(漆に顔料をまぜた堆錦(ついきん))
本体重量:3.5トンの中国産漆を使用
原型制作開始:1957年(昭和32年)
完成:1978年(昭和53年)
製作者:山田真山
公式サイト:沖縄平和祈念堂ホームページ
参考サイト:
概要:
山田真山氏略歴
1885年(明治18年) 12月27日沖縄県那覇市に生まれる。14歳の頃工事請負師小野半次郎に見出され上京。美術工芸家峰岸宝哉の門下生となり美術修行開始
1906年(明治39年) 東京美術学校(現東京芸術大学)入学。彫塑科・木彫科・日本画科で学ぶ
1910年(明治43年) 清国北京芸徒学堂に彫刻科・図案科講師として赴任。2年間滞在。帰国後、中央美術界の第一線で活躍
1940年(昭和15年) 沖縄に戻り、泡盛壷を制作。漆器工場で堆錦(ついきん)を学ぶ
1945年(昭和20年) 沖縄に米軍上陸。長男と三男を失う
1957年(昭和32年) 「平和観音像」として原型制作開始(後に平和祈念像に)。作業中2度転落事故に遭うも制作を続行
1977年(昭和52年) 18年かけて祈念像原型を完成させた直後の1月29日逝去。享年90歳
1978年(昭和53年) (財)沖縄平和公園建設協会により平和祈念像完成
尊顔
背中
像の頭上には、戦没者の御霊が宿る宇宙空間を象徴する群星(むりぶし)が輝く
像の周りの7本の柱は、7つの海を象徴
台座の6つの花弁は、6つの大陸を象徴
台座の下の火炎は、マグマを象徴
原型制作中の山田真山氏
像の下には、世界各地から寄贈された霊石が展示されている
像が安置されている沖縄平和祈念堂
訪問:2006年1月2日
使用カメラ:Pentax Optio WPi
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コメント
像の名称は正しくは「平和祈念像」です。
投稿: | 2010年5月 8日 (土) 16時45分