日本武尊像(石川県金沢市)
名称:日本武尊像(やまとたけるのみことぞう)
別名:明治紀念之標
真言:
住所:石川県金沢市兼六町
管理者:石川県金沢城・兼六園管理事務所
種別:
宗派:
キャッチコピー:日本で最初に建てられた銅像
高さ(台座込み):12m
高さ(本体のみ):5.5m
材質:銅
本体重量:7t弱
印相:
完成:1880年(明治13年)
製作者:
施主:
発起人:
公式サイト:兼六園ホームページ
参考サイト:「原子力文化」2004年2月号対談 広瀬幸雄+馬場錬成 こだわりが招いたイグ・ノーベル賞、自在コラム:★兼六園の楽しみ方①
概要:
日本武尊像とそばの石川県戦士尽忠碑を合わせて「明治紀念之標」と呼ぶ。西南戦争で戦死した郷土軍人の霊を慰めるために造られた。両脇の赤松は京都の東西両本願寺の門跡から移植されたもので、「手向松(たむけまつ)」と呼ばれる。
金沢大学大学院自然科学研究科広瀬幸雄(廣瀬幸雄)教授は、日本武尊像に鳥の糞害が少ないことを日ごろから疑問に思っていたため、1989年から3年かけて行われた修理作業にたずさわった際に、像の成分を分析。ヒ素や鉛が多く含まれていることを発見(砒素などの含有量が増えると、低い温度でも銅が溶け扱いやすくなる)。「鳥類を寄せ付けない銅像の科学的研究」で2003年イグノーベル賞化学賞を授与された。
ちなみに改修の際、「巨大なブロンズ像は兼六園にふさわしくない」として、園外に撤去するよう文化庁から意見が出されたこともあったとか。
台座は石積み
ヘビ・カエル・ナメクジの形をした岩が組み込まれている
訪問:2003年5月25日
使用カメラ:SONY DSC-P9
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