ハリー・ポッター
「ハリー・ポッターと賢者の石」を読みました。よく考えて作り上げられた世界や展開は心地よいです。特にキャラクターが秀逸。ハリー&ロン&ハーマイオニーの三バカトリオは言うに及ばず、マルフォイやネビル、ハグリッドや先生方、ヴォルデモートなどなど、各人各様の描写は、ほんとに活き活きとした魅力を放っています。同時に、世界も展開もキャラもありがちなモノだったりもします。安っぽいというワケでもないですが、うまく作りすぎというかなんつーか、ハリウッドのエンターテイメント映画風とでもいいましょうか(^^;)。
でも、売れるのがよく分かりますね。ひ弱だったハリーの活躍ぶりは観ていて心地ヨイですし。この作品の文章自体も好きですし。
逆になぜ売れているのか分からないのが、「チーズはどこへ消えた?」です。これこそ子供向けのような気もします。たいして中身も無いのに啓蒙的なのが"痛い"っ。
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