海鮮(違!)
イラクへの戦争開始が反対されている理由の一つとして、「すでに大量破壊兵器は保持していない」というフセインのコトバがある。それが本当であるかどうかというのは、ロシアもフランスもさほど重要視してはいないだろう。フセインが大量破壊兵器を行使しない限り、アメリカは国際秩序を無視する暴君という立場になる。
しかし、いざ開戦となって、もし仮に…仮にだスよ(^^;)…フセインが大量破壊兵器を保持していて、使用したとなれば構図は変わる。ロシアやフランスも、本当はアメリカと敵対したくはないハズ。イラクが大量破壊兵器を使用した暁には、おおっぴらにアメリカに味方することが可能となる。
開戦していない時にはアメリカに反対。開戦してしまえば、状況によって立場を変えることができる。アメリカにとっても、開戦することが、攻撃に反対している国々との接点を消すことにはならない。どう転んでも欧米諸国が勝つことになる。で、アメリカは正義であり続ける。
フセインは、アメリカと戦うための攻撃オプションが限定されてしまっている。それでも、「市街戦に持ち込めば勝てる」とか、「砂漠の気候にアメリカ軍は対応できない」とかいうハナシが? ンなこたぁない(タモリ)。もし開戦してしまったら、イラクはそっこー負ける。そうでないシナリオは、別の国を巻き込んでゴタゴタが始まるコトのみ、みたいな?
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