ぼくらは海へ/那須正幹
「ぼくらは海へ」那須正幹(著)
Amazonのカスタマーレビューには、「現在絶版のようだが、ぜひとも再版してほしい。このような作品が現在入手できないということはほとんど犯罪である」という声が書かれています。同感です。
僕は、これのハードカバー版を持っていて、小学校だか中学校の時に読みました。この作品の存在は僕にとって、トラウマというのとは違うのですが…言うなれば、"心に刺さったままの棘"ですね。
ズッコケ三人組シリーズ(ちなみに作者の那須氏は広島出身)は、二作ほど読んだことはあるのですが、全然違う種類の作品です。
ズッコケシリーズでも、ディテールの確かさというのは素晴らしいものがありましたが、「ぼくらは海へ」のソレは、恐るべきもの。僕は、子供が活躍するような小説(「ぼくらの七日間戦争」とか、そーゆー系)は、正直、心底嫌いなのですが、「ぼくらは海へ」は崇拝しますともさ。ええ。
今の文庫版のカバーはどんなものかは知りませんが、僕の持っているハードカバー版のカバーは、児童向けとは思えないほど寒々とした絵で覆われています。でも、この作品の持つぱぅわーは、このカバーが示してくれてるな、と思う次第であります。
読みたい方は、古本屋か、復刊ドットコムとかドウゾ。













Comments
「復刊ドットコム」にありますよ。まだ2票だけど。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=24393
Posted by: Koenji | 2005.02.23 at 03:14 PM
Koenjiさん、はじめまして。
復刊ドットコムのことを自分で書いておきながら、投票するのをスッカリ忘れてました(^^;)。というわけで、2003年に別の本に投票して以来とはなりますが、「ぼくらは海へ」にも投票させて頂きました~。Koenjiさん含めて現在3票ですが、この作品はぜひぜひ復刊させちゃいましょうっ。
Posted by: KEI | 2005.02.24 at 09:44 AM
うわあ、ありがとうございました。
よほどマニアックな本ならまだしも、一般的にも
これだけ評価されている本なのに、なぜ品切れ
状態が続いているのか、理解に苦しみますよね。
私も、初めて読んだのは小学生くらいだったと
思いますが、ずっと引っかかっている本です。
Posted by: Koenji | 2005.02.25 at 10:21 AM