死んだ人間が生き返ることは可能かもしれない。
いや、不可能かもしらんけど、誰が結論づけるのでしょう? 現時点でのハナシとして限定するなら、ともかく…ねぇ?
児童生徒の「生と死」のイメージに関する意識調査
問3:死んだ人が生き返ると思いますか?
小中学生の約15%が"死んだ人が生き返ると思っている"という調査結果から、"とんでもない事態だ"と結論づけてるカンジの調査のようです。で、離島部より都市部の児童のほうが、"死んだ人が生き返ると思っている"割合が高いことから、都市部のほうが問題は深刻そう、というカンジ。
ただ、こーいった類の調査結果を見てていつも思いますが、何の証明にもなってないんですよね。
"死んだ人が生き返ると思っている"割合が高いのは、小学生よりも中学生。どっちかっつーと、まじめに答えてない人間が多いのではないかという印象。そっちのほうが問題としては大きいやも。だいたい、自由記述欄の答えで「人は死んでも心の中で生きている」「医学や科学が進歩すれば、生き返ることも可能」があったってんだから、生徒達にこの調査について説明した人(教師?)にも問題があるのかも。
「医学や科学が進歩すれば、生き返ることも可能」という回答が児童としてふさわしいかどうかは知ったこっちゃありませんが、ある意味、とてもたのもしいモノを感じます。少なくとも、間違いでありませんし、むしろ正解(正解というものは無いでしょうけど)と言えるでせう。
女子児童による殺人事件があったので、長崎県としても何らかのアクションを起こさなければならなかったのでしょうが、なんか、先に結論ありきみたいなカンジでやなカンジです。
暴力傾向のある生徒とインターネット利用実態を結びつけた調査とか、増えていきそうな悪寒がぎゅんぎゅんします。
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