回天十型(大和ミュージアム)
広島県呉市の大和ミュージアムに展示されている回天。九二式魚雷を利用し、本土決戦用として計画された試作型。呉で数基が試作され、さらに実際の配備を見据えて横須賀で数基が製作されたところで終戦となり、実戦では使われなかった。
ここで展示されているのは、京都の湯豆腐嵯峨野より寄贈されたもの。呉で試作されたものの一基だとみられている。
上記の写真は、ちょっと周りに人が多すぎて分かりにくいですが、一応、回天十型の大きさ判別の参考になるかと思って撮影したもの。
参考:基地回天隊/回天十型
実戦で使用された回天は、日本軍が誇った「九三式酸素魚雷」を利用した回天一型のみ。大和ミュージアムで展示されている十型は全長9メートル。一型は約15メートルということですので、かなり小さいですね。この十型が実戦配備されたかもしれない…と想像するだけで胸が苦しくなります(T_T)。
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