映画「逆境ナイン」うーん…脱力し過ぎ?
映画版「逆境ナイン」を観てきました~(試写会の券が当たったのです♪)。
なかなか面白かったのですが、うーん、ちょっと脱力し過ぎかなぁ…という印象。
原作の"全力であることにより、見た目として滑稽"になっている場面が、映画では単なるギャグ場面としてしか描かれていないのが、ちょっと何とも。クスリ…とは笑えるのですが、それ以上でもそれ以下でもないといふカンジ。試写会だったので観客の入りは満席に近い状態だったのですが(いや、試写会でなくとも…ですね^^;)、笑いが起こる回数は多くても、多くは「ふふっ」というカンジの小さな声ばかり。
漫画的な場面を映画のスクリーンに作って、刹那的な笑いを取ればいいや、というような姿勢しか見えません。
映画版オリジナル要素はことごとく空回りしていて、脱力感に拍車をかけています。三重県の風景や、野球少年、自業自得のアレ…などなど。まぁ、三重をフューチャー(死語)したことは、僕的には好きです。これからの映画は、無意味に地域性をアピールしたり、スポンサーの広告を入れていくのもいいでしょう(実在のスポンサー色を前面に出していくと、のちのち問題が起こった際に放映しづらくなったりするのがアレでしょうけど)。
あ、映画版オリジナル要素(と言ったほうがいいでしょう)の田中直樹は良かったかも(笑)。
基本的な展開は原作そのものなのですが、島本的要素は抜け落ちていると思います。そんでもって、おもしろおかしい部分だけを抜き出している、と。
それでも、脱力して見る分には、楽しめる作品といえるのではないでしょうか。
だがしかし、個人的にはレンタルが開始されるのを待つのがオスス…(爆)。
スタッフロールで流れた曲が岡村孝子さんの「夢をあきらめないで」だったのは、ちょい良かったです(笑)。
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