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2005.06.20

「戦艦大和ノ最期」に含まれる事実無根とされる部分

戦艦大和ノ最期
戦艦大和ノ最期
講談社文芸文庫
著者: 吉田満
出版社:講談社
ISBN:4061962876
サイズ:文庫 / 201p
発行年月: 1994年 08月
本体価格:940円 (税込:987円)

Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 吉田満著書 乗組員救助の記述 戦艦大和の最期 残虐さ独り歩き

救助艇の船べりをつかんだ大和の乗組員らの手首を軍刀で斬(き)ったと書かれた当時の指揮官が産経新聞の取材に応じ、「事実無根だ」と証言した。

 昔の事実の掘り起こしというのは非常に困難を伴うもので、月日がたつにつれ、評価は変わり、まったく異なる様相を呈してしまうことがあるのは、ある意味当然。
 日韓・日中などの間にある歴史的な事実でも、きっちりとした事実として認識されていることは、ごくわずかなんじゃないかと思ったり。

 以前は、現代・近代の歴史を学校で教えず、江戸時代やら鎌倉時代やらのこまか~いお話について非常に大きな時間を割くことに疑問を持っていました。弥生やら縄文の頃のことなんて、教科書で1、2ページも教えれば十分やんとか思ったり。

 でもねぇ、現代・近代の歴史なんてのは、特にビミョウな問題の部分については、やっぱビミョウでアレなワケで(^^;)。
 朝鮮戦争やらベトナム戦争がいつ起こったとか、○○条約が批准されたのはいつだとか、現在の世界各国の経済規模とか、確かに間違いようのない事実関連で教えなければならない事柄は無数にあります。
 それらの事柄を別とすれば、たしかに現代・近代の歴史についてサラリと流すのは、一害あって十利ありといいますか…得るものは少ないにせよ、失うものも少ない方法かなぁと思うワケです。

 現代・近代の出来事について、教科書で「このおかげでああなったので良かった」みたいなことを書いてしまうのは危険なワケです。まだまだ事実関係の認定も評価も変化していくかもしれないんですから。
 教科書以外の部分で色々な意見や資料が存在するのは当然でしょう。しかし、責任のある教育を行うためには、ある意味、分かりきったことしか教えないような中途半端さも大切ではないかと思ったりする次第(爆)。

 将来何の役に立ちそうになくても、中世の時代の細かいおハナシを覚えるのも、利が無いワケぢゃないんぢゃないか、と。
(「~だと言われている」みたいに、何事にも「確定していない説」が多数あることを教えるのも大切ッスよね)

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