韓国、"対馬は日本領土"の決定的資料を提示
あ、まず言っておくと古いニュースのネタなので、竹島問題ウォッチャーの方には激しく既出です(^^;)。
朝鮮日報|「独島は韓国領土」表記 1894年のフランス地図発見
フランスの地図は日刊紙「ル・プティ・ジュルナル(Le Petit Journal)」の1894年9月3日付の日曜版別紙全面に掲載された挿入形式の地図。
フランスの新聞に掲載された地図だそうです。こちらのサイトに朝鮮日報のモノよりも少し大きい地図画像が掲載されています。朝鮮日報の画像からも確認できますが、竹島(独島)は記載されていません。これをもって、何の証拠になると言うのか、理解に苦しみます。
なお、先述の1894年のフランスの地図とやらを朝鮮日報の記者が言う"決定的な証拠"と考えると、「国際的にも対馬が日本領土であることが認められていた決定的な証拠」となっちゃいますが。
兪碩在(ユ・ソクジェ)記者の言葉を借りるなら…、
ごくごく一部(ですよね?^^;)の韓国人は対馬を韓国領土と主張しているが、今回のフランス地図と大韓全土はこのようなごくごく一部の韓国人の主張が根拠のないことを裏付けている…ってカンジ(爆)。
ついでに言うと、"MER DU JAPON"とも書かれてあったりしますが、それについて触れるのはタブーでしょうか(汗)?
「日本海呼称問題」については、日本の外務省が大英図書館所蔵古地図調査結果なんてページを作ってたりします。1802年には"Gulf of Corea"の地図があり、1809年には"Sea of Japan"という地図があったり。ただ、これらの地図はそれぞれ違う人間が作っていたものでしょうし、1809年に"Sea of Japan"と記した地図製作者が、前年の1808年には"Gulf of Corea"と記した地図を製作してたりします。
愼鏞廈(シン・ヨンハ)漢陽大学教授は、1894年のフランスの地図の発見を鬼の首でも獲ったかのように騒ぎ立てていますが、先のサイトでも紹介されていたペーターマンの地図(1870年)を見て何とコメントなさるのでしょうか。そこには、竹島(独島)と鬱陵島らしき島が記されています。そして、国境を示しているらしき青い線も…(フルサイズ画像参照)。
青い線は、鬱陵島を日本側に組み入れてしまっちゃってます(爆)。
もちろん、それをもって日本政府が「鬱陵島は日本領土だ」などと言い出せば、僕は抗議しますよ(^^;)。
ちなみに、西洋古版アジア地図には、他にも色々な地図があって面白いですよ~♪
ところで、鬱陵島にある「独島記念館」には、古地図を改ざんしたレリーフがあるというのは本当でしょうか? 元の古地図というのは、独島が韓国領土である証拠の一つだそうなのですが、その地図がぢつわ韓国側に不利な証拠らしいのです。
元の地図には、于山島(韓国が主張する独島)が鬱陵島の東に存在するように描かれているのに、「独島記念館」のレリーフでは逆になっているそうなのです。
地図の真偽や、「独島記念館」のレリーフの実態を僕は知りません。鬱陵島レポのあるページを探したいと思います。
独島(ドクト)/竹島韓国の論理
著者:金学俊 / HosakaYuji
出版社:論創社
竹島は日韓どちらのものか
著者:下條正男
出版社:文藝春秋
竹島(鬱陵島)をめぐる日朝関係史
著者:内藤正中
出版社:多賀出版
竹島領有権問題が解決した際には、今度は漁場や海底資源などでモメないよう、ハッキリとした線引きをして欲しいモノです。そんでもって、たとえ帰属が韓日どちらになろうとも、どちらかが極端に利を得るような方策はとらないのが吉でしょう。
…解決する日なんて来ないのかもしれませんけどね、こーゆーのは(^^;)。解決が遠そうなら、お互いにウォン・ビン…ぢゃなくて(寒っ)、穏便に接することが肝要でふ。
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