亜硝酸塩を含む食品は認めない!
「買ってはいけない」などの本には、変異原物質であるニトロソアミンを生成する亜硝酸塩を含む食品は"買ってはいけない"書かれてたりします。発色剤として亜硝酸塩を使用しているウインナーなんかは買うな、と。
[国立医薬品食品衛生研究所]
(1)生鮮食品中の硝酸塩,亜硝酸塩含有量
(2)加工食品中の硝酸塩,亜硝酸塩含有量
上記のページの表の「NO2-(μg/g)」の列が、亜硝酸塩の量です。様々な食品にもともと含まれているようです。アンチ亜硝酸塩派の方々、ご愁傷様です。
ショップのページなのであてにならないと思われる方もいらっしゃるでしょうが、食品に厳しい目が向けられている昨今、あえて信用してみるのも一計。
1980年原田によって報告された硝酸塩の平均値は、燻製ベーコン140.9、ロースハム149.0、プレスハム143.3、ウインナー149.4mg/Kgであり、最高は938.3最低は9.9mg/Kgであった。
ちなみに、ほうれん草の硝酸塩含有量は3,560mg/Kgです。
亜硝酸塩でなく硝酸塩のデータではありますが、まぁ、基本的に比例しているようですので、ご勘弁を(^^;)。(硝酸塩はお腹の中で亜硝酸塩に変化します)
ほうれん草などは、生鮮食品ではありますが、亜硝酸塩の含有量からして、「買ってはいけない」に載ってもおかしくないかもしれません。
「買ってはいけない 2」などという本も出ているそうですが、中身のレベルはどの程度のものなのでしょう。以前は、テキトーなことをイッパイ書いちゃったせいで、版によって内容がだいぶ訂正されたりしていたようですが(苦笑)。
もちろん、自然のままの食品に元から含まれている場合は仕方ないが、わざわざ亜硝酸を加えたモノは認められないという考え方もありでしょう。たとえ、その信念によって、その人の亜硝酸摂取量が増えるとしても。
ただ、「買ってはいけない」だとか「買ってはいけない 2」みたいな本がバカ売れしている状況は、なんだかなぁ~、というカンジで、どうにも解せない今日この頃です。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ツイッターは良くも悪くも、たんなる「さえずり」である(2011.03.12)
- マニフェストは金科玉条…?(2010.06.09)
- 沖縄県民大会の意義ってなんなんだろう…(2010.04.29)
- コンテンツと作者は不可分な面もあるのでわ?(2010.02.12)
- Apple iPad 〜 なにか違う方向も見えてくるような…(2010.01.28)
The comments to this entry are closed.
Comments