憲法変えちゃうの?
憲法改正って、せねばならんのかいのう?
ひとまず、軍隊保持の明記について。これは、わざわざ国民投票までして改正するほどのことでもないでしょう。
そんなん明記するまでもなく軍隊持ってるんだし、別にいいじゃん、ってカンジ。
しかし、世間には潔癖症の方が多いようで、憲法にキッチリ軍隊のことを書いておかないと落ち着かないようですね。今の自衛隊の運営システムには問題があって、どっか敵国から攻撃を受けても防衛力として機能しない、ってぇ意見もありますが、そのハナシと憲法改正はあんまし関係ないのでわ?という気も。憲法がどーとかゆーより、たんなる運用の問題です。
現状に即していないから憲法を変えるという意見は、明らかに考え方としておかしいです。
自衛隊は違憲である→憲法を改正する→自衛隊が合憲になる→ウマー
"現状に即して"とか言われると何となく納得してしまいますが、理由としては不十分。意義や目的、過程についての論議を無視して、とにかく合憲にさえすれば解決ってぇンなら、それもアリかもしれませんけどね(^^;)。
もちろん、「自衛軍」(苦笑)を憲法に明記する価値については、議論をを尽くしてみるのもいいでせう。今回だけでなく、常に議論を継続しておくべきです。
…ともかく、現行のエセ平和憲法にも色々とメリットがあるワケで。
ダブルスタンダード万歳!と、とりあえず叫んでおくテスト(爆)。
エセ平和憲法であっても、多少ツラの皮が厚ければ、その他の平和憲法所持の国並みに世界に向けてアッピ~ルできる♪ かつ、ちゃんと自衛軍(笑)も持っているので、敵対国家にも色んな意味でアッピ~ル。
それ以上に何を望むことが?
日本の軍隊所持のあり方について、全ての人が100%納得することを求めているかのような憲法改正の動きには反対しときます。そんなのは、先に書いたように、潔癖症的な考えです。
100年後も自衛隊の存在について論議されててもいいじゃん♪
ときに、ふと頭をよぎったのが、国民から祝福されずに旅立つ自衛隊の報道やら、「プロジェクトX」が流行ったりした昨今の風潮。
どうも、かなりの割合の人が、「全ての職業・仕事には、何かしら素晴らしい、誇れる部分がある」と考えているようですね。もしくは、そう考えたがっているのか…。
全てが、とは言いませんが、憲法改正を訴えている人のかなりの部分は、存在意義さえ認められないことのある自衛隊と、その隊員の方々に同情しているのではないでしょうか。ついでに言うと、隊員の方たちの中にも、世間から自分たちの仕事を認めない声があることにストレスを感じる人もいる、と。
でも、そんなもんでしょ(^^;)。
自分のやっている仕事に誇りと意義を見出したい!ってのは、人間として自然な欲求ではあるでしょう。しかし、欲求は欲求。それ以上でもそれ以下でもないワケで。
誰からも認められない職業もある。自分自身にとって納得のいかない仕事もある。
そんなもんなんですってば(^^;;)。
あんまり実感はないですが、近頃は「この仕事は自分に合わないと言って、すぐに辞めてしまう若者が多い」のだそうで。フリーターが多いのも、そのせいだとか言われてたり。(すぐ辞めてしまう若者側だけでなく、それを批判する側も、"全ての仕事は素晴らしいものである(べき)"と考えているからこそ批判したくなるのでしょう)
自分探しに北海道やらどこやらに出かける人も、昔ほどではないにしても、今もいそう。
なんか、憲法改正論議と同じような心情が底のほうに横たわってるのではないかと、ふと思ってみたり。
実際の国家運営やら経済活動なんかに支障があるからという、「実務面」からの憲法改正論議もあるワケですが、それならなおのこと疑問。
変えるのに非常に手間がかかる憲法で細かいことまでアレコレ規定してしまっては、今後さらに改正が必要になった際に困るだけ。
憲法自体は変えず、解釈で解決するのが、世間の実態にきめ細かく対処できるベターな方策なのではないでしょうか。
え? それでは異論各論噴出して議論が起こっちゃう? だからぁ…(^^;)↑上に戻る↑
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