[映画]ハリーポッターと炎のゴブレット~ロン様素敵!~
ぎゃぁ、不覚! 何も考えずに都合のいい時間のを観たのですが、吹き替え版でした(爆)。今回のダニエルの声を楽しみにしていたのに…(^^;)。
でも、吹き替えもいい出来で、途中からは気にならなくなったので、これはこれで収穫としときましょう。
てゆーか、吹き替えか字幕かちゃんと確かめるようにと、未来のオレにデムパを飛ばしておきました(滅)。
それはそれとして、今回で4作目となるダーティハリー(やや間違い)。
僕的には、いちおう1作目の「賢者の石」が4作のうちでは最良の出来。ほのゴブ(?)はそれに続く出来かなぁというカンジです。2作目3作目は、ちと評価低し。
2作目以降は、乱暴でゴーイングマイウェイな展開が目立つカンジがします。本来ならなんぢゃそら?的な場面を、仰々しい音楽と意味不明な盛り上がり感覚で包んで何となくアリにしちゃう、みたいな。
今回の「炎のゴブレット」も、その点は同様。つかみの一幕での盛り上がり具合も、やり過ぎでバカバカしく思いました。ストーリーの主軸となる"三大魔法学校対抗試合"も、あまりにもとーとつで意味不明。内容も無いよう。小説版ではもっと説得力のある試合が行われていたのかもしれませんが、少なくとも映画版ではポカーンとして見ていることしか出来ませんでひた(^^;)。
今回はその対抗試合が主となっているため、ハーマイオニー様の活躍の場が少ないのも大きな減点ポイント(爆)。いちおう出番としては多いのですが、"お年頃の女の子の気持ちは複雑なのよ"関連のシーンばかりなので、これまでのような凛々しい活躍が少なかったんですよ。
代わりと言ってはなんですが、ロンの活躍場面が個人的にヒット。シリーズのこれまでの作品は全て劇場で観てますが、観客が一番わくのは、きまってロンのシーンですよね(笑)。ハリーの長髪は正直ウザかったのですが、ロン(とその兄貴たちも(笑))の長髪はいいスパイスです。1作目とかの印象が強かったので、ルパート・グリントは三枚目だと認識してましたが、ええ男になってきてますよ。ダニエル・ラドクリフが注目されがちではありますが、ハリー・ポッター後にもっとも活躍する可能性があるのは、ぢつわルパート・グリントではないかとにらんでおります(^^)。がむばれ~。
前作あたりから個人的に気になっているのは、各キャラのファッション。正直ヘボ。「萌え」が無い(爆)。ハーマイオニーやその他女性キャラについてのハナシというだけではありません。男キャラの衣装もどうも絵ヅラが悪いんですよ。
キャラが動くだけで劇場全体を支配するような、そんな力を持った絵ヅラを生み出すのは、アクターの演技やカメラの構図の力だけではないハズです。1作目では、ホグワーツのローブを主軸にした絵の構築ってのが確立されてたと思うんですよ(雪の校内にローブを着たハリーを置くだけで名シーンになるみたいな)。そこらへん、どうも散漫な印象を2作目以降感じてます。
今作で致命的なのは、競技中の衣装がどれもヤバいくらいに絵として映えないモノばかりという点。次作以降では、もっと印象的な衣装と絵を用意してもらいたいものです。
…なんか文句ばっかり言ってますが、意味も無くひねった2作目3作目とくらべて、序盤から終盤まで比較的スンナリとまっすぐ進むストーリーは気に入りました。作品中にちりばめられたそれぞれの小さなエピソードもきちんと描かれていたカンジでしたし(^^)。
ときに、今回は段原のワーナーマイカルシネマズ広島で観たのですが、気のせいか一部店員サンが作品中の衣装を羽織っていたような?シネマストアにパンフレットを買いに行ったとき、思わずちょっと引いてしまいました(爆)。こーゆーお祭りイベント対応サービスは嫌いじゃないですけどね(^^;)。
にしても、シリーズ通じての最大の問題点は、
"ホグワーツ、セキュリティ甘過ぎ"
コレに尽きますね(爆)。
学校関係者にはマヂで改善を求めたいトコロです。
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