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2006.02.26

[コミック]嫌韓流2~"次"も頼むよ~

マンガ嫌韓流2」買いました~。

マンガ嫌韓流(2)
マンガ嫌韓流(2)

 良い点か悪い点かビミョウですが、情報量が増えている印象。前作に引き続き、まさに渾身の"力作"というカンジです。
 前作の時はやや読みにくく感じられた語り口やコマ割ですが、改善されているのか、僕が山野車輪さんのマンガに慣れてきたせいか(マンガを読む際には、その作者に対する"慣れ"というものがありますよね)、文字数が多くてもスムーズに読むことが出来ました。作者が語りたいことが、より多くの人に伝わりやすくなっていると思います。

 で、作品が扱うテーマや中身に関しては、非常に満足しているのですが、不満点もちらほら。

 最大の不満点は、「絵」です。

 前作は、「絵」のレベルに関して色々と厳しい意見が多かったようですが、今回は、2月22日の「竹島の日」に間に合わせるためでしょうか、構図やキャラなどの描き込み具合が、明らかにワンパターンで簡潔なタッチに抑えられています。
 ここらへんはストーリーにも関連してくると思います。前作においては、「ディベート」というイベントが大きな位置を占めていましたが、では、極東アジア調査会のメンバー同士が内輪でおしゃべりしてる場面が主でした。

 理想を言えば…通常のコミックスで10巻くらいで完結するくらいの構想で描いて欲しかったなぁというトコロです。ネタも基本的には一話につきヒトツ。要といつみのラブラブ話をさりげなく交えつつ、帰化した金田先輩の活動と極ア調査会の活動をクロスさせつつ、在日の松本クンが悩みながらも自分の道を見つけつつ(笑)、台湾人留学生の劉さんも重要な役割をこなしつつ(劉さんは、反発しながらも松本クンとラヴが芽生えるという展開が面白いと思います(笑))、ラストの韓国でのディベートで全部のハナシがヒトツにつながる…みたいな。

「この一冊に可能な限り韓国ネタを盛り込むゾ!」という思いが前面に出されているため、はネタは多いけれど、一本の"マンガ"としては、どうも不完全燃焼感が残ってしまっているように思います。(「マンガ嫌韓流」は一応2で"打ち止め"というせいもあるでせう)

"マンガ"という媒体を使い、韓国ネタや反日マスコミネタを多くの人に伝えたことが「マンガ嫌韓流」の功績だと思います。
 しかし、あまりにネタを盛り込み過ぎたために"マンガ的な展開"が損なわれ、ある意味でいえば、とりかごさんみたいな「キャラ対談形式」(?)のテキストと大差無くなってしまっている面もあると思います。それはそれで優れた情報伝達法ではありますが、やはり"マンガならでは"の力を活かし切れていない点はあったと思います。

 もちろん、基本的には"ネタ"を語ることが主眼の作品です。その点からいえば、多くのネタを整理して、うまく処理してあると思います。

 それでも…個人的には、もうちょっとマンガ的な表現方法にこだわった「嫌韓流」を見たかった。

 それが正直な感想です。

 誤解の無いように書いておくと、「マンガ嫌韓流」を"凄い"と思ったからこそ、余計そーゆー感想を持ったワケです。

 主人公の沖鮎要や在日の松本光一クンなどのキャラの色々なエピソードを、もっともっと見たかったです。

マンガ嫌韓流」を先駆けとして、今までタブーだったネタを扱うエンターテイメント性のある作品が登場することを望みます。それと共に、これで終わりなどと言わず、「マンガ嫌韓流」の続編もお願いします。

 そういえば、巻末の「嫌韓流騒動顛末記」に書かれてたことで気になった点が二つ。

 ひとつは「ニューヨークタイムズ東京支局(朝日新聞社屋内)の大西氏」について。今までは、たんに「署名」が"Onishi"だっただけで、他にも反日ライターが何人もいるのかと思ってました。しかし、西尾幹二氏や晋遊舎へのインタビューも大西氏本人が行ってたみたいなよーに山野氏が言ってます。
 もちろん、ニューヨークタイムズwith朝日として活動しているメンバーは何人かいるのでしょうが、"大西氏自身"が取りまとめ役としてだけでなく、実行部隊として率先してかたよった活動をしているっぽいですね。

 もうひとつは、「ハングル版」について。基本的に、日本でさえ売れれば、ある程度の目的は達成しているとはいえるとは思います。しかし、次のステップとして「英語版」ははずせないでしょう。そして、「ハングル版」も。
 2ちゃんあたりの有志でセリフをハングル訳して(ある程度のレベルのヒトにチェックだけしてもらう)、「ハングル版」を出すべきだと思います。せっかく日本語版で得た利益を失うことになるだけかもしれませんが、装丁を安くするなどして実現して欲しいものです。韓国で発売できなくても、問題ナッシング。「日本国内」で発売すればいいでしょう(爆)。
 もしくは、「ハングル版」を無料でWeb配信(爆)。まぁ、無料はムチャかもしれませんが、多国語での展開のヒトツの手段になるんぢゃないかと。

 韓国側(反日メディアもか)は、竹島や剣道や、その他日韓ネタに関して英語でも世界中に積極的に発信しています。たんにそれに対抗するってのも最善の策ではないにせよ、今後は避けて通れない方策でせう。

takeshima dokdo dokto tokdo tokto

2006/2/27追記:
そういえば、「相手側を醜く描くこと」について、山野氏が説明してましたね。あの説明で納得できないヒトもいるでしょうけど、きちんとした説明がなされていたことには素直に拍手。たしかに、マンガのヒトツの形式として、対立の構図を明らかにするってぇやり方はアリだと思いますた。

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