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2006.02.12

アーサー・C・クラークの描く朝鮮事大主義

 SF小説「宇宙のランデヴー3」(アーサー・C・クラークジェントリー・リー)に嫌韓な人たちの喜びそうなネタ(ヲレもな^^;)を発見したのでご報告。

 未来の朝鮮半島の運命です。

 ネタバレになっちゃうので前後の文脈とかは飛ばして引用させて頂きます(重要な箇所ではないですし←あ、ネタバレか^^;)。「宇宙のランデヴー3 上巻」の329ページです。本屋で見かけたら立ち読みしてみるのも一興。

 最初の徴候は2209年の朝鮮の選挙であって、この国の人々は、民衆を犠牲にして金儲けをする腐敗した政治家の相次ぐ政権に嫌気がさし、中国との連邦化を目指して積極的に投票したのである。

(中略)

 COG(*)のみならず全世界が、驚倒すべき朝鮮の選挙結果に茫然とした。国際情報局が内戦(2211年-2212年)を組織できたころには、新しい朝鮮政府と同盟国の中国が、すでに民衆の心をつかんでいた。反乱は苦もなく鎮圧されて、朝鮮は中国連邦の恒久的な一部になった。

(*)COG…政府協議会。23世紀初頭に生まれた地球全体の政治を支配する組織。ただし、中国は孤立主義をとっているので加盟していない。

 この小説が描かれたのは、日本の嫌韓ブームなんかが起こるずっと以前のこと(日本での出版は1996年)。その時点においてすでに朝鮮の事大主義をネタにするなんて…さすがクラーク御大、分かってらっしゃる(^^;)
 あ、「朝鮮」というのは、たぶん北と南が統一された後の朝鮮半島の国のことを指しているのだろうとは思います(小説内では特に言及されていませんが)。

 ちなみに、この小説、日本人キャラがけっこー登場してきます(名前とかビミョウにヘンですが^^;)。小説内の記述から推測する限りでは、未来の地球でもっとも力を持っているのはアメリカ。日本はその次のグループに属するぐらいのカンジのようです。

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今日の韓国情報:
日韓交流:市民の思い伝えた、しゃんしゃん祭り 清州市訪問の3人、帰国報告 /鳥取

 ◇鳥取市長に帰国報告
 鳥取の夏の風物詩「鳥取しゃんしゃん祭り」の傘踊りを通じて、市民レベルの日韓交流を図ろうと、鳥取市と姉妹都市提携を結んでいる韓国・清州市を訪問していた市民3人が10日、竹内功・鳥取市長に帰国報告をした。
 一行は▽在日本韓国民団県地方本部の薛幸夫団長▽県東部地区日韓親善協会の岡博由貴事務局長▽市民団体「鈴の音会」の陸谷ヒロ子会長――の3人で、7~9日訪韓した。
 島根県が定めた「竹島の日」(22日)を控える中、清州市長を表敬訪問した薛団長は、どういう状況でも民間交流は継続しようとの思いを伝えたうえで「多様な回路を持たないと難しい問題を超えられないという話をした。清州市長は『当然だ。国家間の問題を超え、自治体や民間の交流を促進しないといけない』と明確に答えてくれた」と成果を報告。20本の傘を清州市側に寄贈し、今夏の祭り参加を要請したという。
 これに対し、竹内市長は「国家間の出来事を乗り越えることが確認できたとすれば、大変ありがたい。祭り自身も国際性を備えていく非常に大きなきっかけになる」と評価した。
 舞踊団や市民ら約35人を指導した陸谷会長は「姿勢がきれいで習得も早かった。本番の祭りを体験してほしい」と今夏の祭り参加を熱望していた。【山下貴史】

2月11日朝刊

(毎日新聞) - 2月11日16時1分更新

 先走り人権条例の頓挫で有名になった鳥取県(今後も監視が必要ですが)。韓国と「しゃんしゃん祭り」で交流だそうです。「剣道」「茶道」などの起源を詐称し、「ねぶた祭り」を盗もうとした疑惑のある韓国ですし、今後の監視活動よろしくお願いします。→googleでしゃんしゃん祭りの画像を検索

no-tottori
鳥取県人権条例に反対します

 なお、2月22日は「竹島の日」です。島根県への支援よろ。dokdo

楽天市場で島根県の特産品を探す

2006/4/27追記:

大空のサウラビ|vassal とはどういう意味ですか? 英語の得意な独島人、教えてplease!

大英博物館のパネルに書いてありました。
"Korea was a vassal kingdom of China"

20060425114597504611638300

欧米ではこういった捉え方が常識なのでしょう。VANKのヒトたち、出番ですよ(笑)。

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