永田氏党員資格停止・野田氏国会対策委員長辞任…それって処分になってるの?
今日は永田寿康が謝罪会見。半年間の党員資格停止処分。
野田佳彦は国会対策委員長を辞任。
うんうん。
これで一件落着…
しねーよ(爆)。
どっちも、いわば民主党内の脳内処分にしか過ぎないぢゃないでスか。
議員辞職までさせてしまうと、「民意」をホゴにしてしまうという言い分は、もちろん一定の説得力はあります。
議員として失敗をしても、それは次の選挙で問われるべきであるという意見も分かります。
(永田氏は小選挙区で既に有権者にNOを突きつけられた比例復活組ですが)
小泉政権側も、前原体制のほうが制御しやすいから、過大な処分は求めない…ってのも、まぁ分かります。
それでもねぇ~
あれだけの醜悪な行為が、これだけの処分で済んで、公的なおとがめが一切無しってんぢゃあ、なんだか納得いきません。
ちょっと救いのあるハナシとしては…
自民党の武部勤幹事長は28日夜、ライブドアの送金指示メール問題で、民主党の鳩山由紀夫幹事長からの謝罪申し入れを拒否した。
さすが武部さん。伊達に悪代官顔してねーな(笑)! 今後の戦いっぷりに期待しましょう♪
「誠に申し訳ございませんでした」と深々と一礼した永田議員は、2月16、17日の予算委員会で質問に至った経緯を説明。「情報提供者から提供されたメールを見て、間違いなく真正なものと思った」とし、その理由として、<1>仲介者は元記者で全幅の信頼を寄せていた<2>仲介者によれば今回の情報提供者は本件の送金にもかかわっている<3>銀行口座の情報を提供された――ことを挙げた。
にしても、永田議員の議員としての能力は、まことにもって疑わしい限り。
上に「堀江メールを真正なものと思った三つの理由」が書かれた記事を引用してみました。この「三つの理由」をよく見てみると、三つではなく、一つにしか過ぎないことが分かります。
よーするに、「フリー記者から聞いたから」というだけのことです(あ、「フリー記者」じゃなくて「元記者」か)。
三つの理由は、全て「元記者から聞いたから」という部分に集約されます。ついでに言うと、「メールの実物」も元記者から提供されたもの。
こんな理由ではしゃぎ出す永田議員の能力。反省したからといって、次からどうにかなるモンぢゃござんせん。
ついでにゆーと、こんな永田議員と共に党首までもがはしゃぎ出す政党って何?
まぁ、上の「三つの理由」というのも、別に永田氏個人の意見ではなく、民主党が作成した「模範回答」かもしれません(ヘタに答えると他の民主党議員にも飛び火しますからね)。もしそうだとすると、永田議員は"つぶされた"というコトになっちゃいますが…。
どちらにしろ、もうちょいとだけ続きそうな今回の事件…
うやむやにならないよう、もうちょいと注目しておく必要があるでせう。
鳩山氏は同日午後の代議士会で「(メールの信ぴょう性を)100%証明できなかった。納得できる身の処し方を考え(同日夕の)両院議員総会で決める」と説明。同日朝には記者団に「国対委員長も幹事長もともに大きな責任がある。進退(にかかわる可能性)もあるだろう」と述べ、鳩山氏自身の進退も含め党幹部の処分を検討していることを明らかにした。
どーでもイイっちゃぁどーでもイイんですが…
「(メールの信ぴょう性を)100%証明できなかった」
この鳩山氏の発言、どう解釈すればいいんでしょう。
何%かは信憑性を証明できたということ?
それとも、真っ赤なニセモノであることが証明できたということ?
ちょっと僕はニポンゴが不自由なのでアレですが(爆)、この鳩山氏の発言を普通に解釈すると、「何%かは信憑性を証明できた」になっちゃうよーな…。
うーん(^^;)。ニポンゴむずかしね。
2006/3/1追記:
前原代表はメールが偽物と認めてるっぽいけど、上に書いたように鳩山氏はビミョウ。というか、「メールは偽物かもしれないけど、武部氏、もしくは自民党幹部はクロ」と言っている。永田氏は、謝罪はしたけれど、メール、もしくはメールに書かれた内容については本物だと言っている状態。
このまま終わらせられちゃぁ、たまったもんじゃないゾウ。
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