ソニー、スライド式キーボードを備えた「VAIO type U」
MSの"Origami"も最初は魅力的なプロジェクトかもとか思ったけど、結局のところ「安価」なだけが取り得であるコトが分かり失望していた昨今…ついにきました。ソニーのOrigami(笑)。


スライド式キーボードやCore Solo U1300搭載なんてのが特徴かとは思いますが、やはり一番目立つのはディスプレイ。
4.5インチッスよ。
思い切ったナ(^^;)。
4.3インチのPSP
とほぼ同じだし、昨今人気の電子辞書
の上位機種あたりには負けちゃうぐらいなカンジ。
ある意味、非常に中途半端なサイズにフルスペックのWindows PCを押し込めています。
こんな大きさでは、PCとしての良さは発揮できず、PDAほどの軽快動作も望めない。
だがそれがいい(爆)。
いや、実際いいんだか悪いんだか分かりませんが、これぐらいやってくれなきゃ面白くないのも事実(origami準拠で7インチ液晶採用ってのも手でしょうが、それぢゃあツマラないですよね)。
クソニーとか言われたりもしますが、他の大手PCメーカーで、ここまで突き抜けたことをやってくれるトコがあるのでしょうか。
このテの"あさってを見据えた商品"を出してくれるメーカーには、素直に拍手を送りたいものです。…いや、誉めてますよ。マヂで(^^;)。


VAIO type U |主な仕様

で、バッテリの持ちは、標準のS型で3.5時間。L型で7時間だそうで。ここはビミョウだけれど、現状で精一杯なのかなぁ。L型バッテリのデザインは賛否が分かれそうです。
上位機種ならCPUはCore Solo U1400(1.20GHz)を選べるけれど、HDDは30GBまで。メモリも512MBまで。メモリは、まぁ、まだ何とかなるけれど、HDDは…まぁ、30GBを活用できる使い方をすれば問題ないか。
なにげにBlootoothのGPSユニットも使えたり。こ、これはClieの遺産(爆)? 地図ソフトは標準添付のものを使うので、GPSユニットの購入だけで使えるのはポイント高いかも。
で、結局のトコ、最大のウリは、横1024ピクセルを実現してるトコになるのかも(1024×600)。4.5インチ液晶でムチャしやがる(^^;)。ネット端末として使う機会が多いであろう、僕のようなライトなユーザーからしてみれば、これもポイントが非常に高いです。
楽天市場で「vaio type u」を検索
なんか、激しく"こんなの誰が買うんだよ"的なまっすぃーんではありますが、購入を超前向きに検討したいと思います。
追記:
エントリー申し込みしますた。で、その後で気づいたのが次の「お知らせ」。
現在開発中の「type U」フラッシュメモリー搭載モデルのご案内

「type U」フラッシュメモリー搭載モデル
今回開発情報としてご案内するモデルは、本日2006年5月16日に情報開示を行いました、パーソナルコンピューター「type U」の「16GBのフラッシュメモリー搭載」モデルです。
製品化の予定について
本製品は現在 企画・開発中のもので、今夏の製品化・発売を目標に開発を進めています。従いまして、製品の具体的な発売時期・詳しい仕様・価格などは、現時点では未定です。2006年6月下旬ころに、これらをVAIOホームページでご案内する予定ですので、いましばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。
え、ちょ。そんな予定が(^^;)!? むぅ。それを待つのも手なのかも?
16GBのフラッシュメモリ搭載…色々使い道はありそうだけど、主な想定はどんな使い方なのでしょうね。
さらに追記:
ITmedia News:ソニー、16Gバイトフラッシュ搭載超小型PCを6月発表
重さはHDD搭載型(約520グラム)よりも「持って分かるほど軽くなる」としている。石田事業部門長は「フラッシュを搭載することでアプリケーションの起動が早くなるほか、バッテリー駆動時間が長くなる」などと語った。
何も難しい使い道を考える必要は無かったようです。ズヴァリ、HDDの代わりである、と。
ここでもムチャしやがる(^^;)。HDDレスのPCなんて、まだまだ先のハナシかと思ってましたよ(^^;;)。
16GBという容量は、HDDの代わりとしてはかなり少ないように感じますが、まぁ、そこはそれ、先駆けとなる商品なのですから、ヒトツの割り切りポイントともいえるのでしょう。ここらへん、さらに割高になってもかまわないので、32GBモデルも選ばせてくれると嬉しいですけど。
PCの知識がある方だとある程度予想できるのでしょうが、HDDレスのPCだと、どの程度の使い勝手の向上があるのでしょうかね。(無論デメリットもあるにせよ)
バッテリの持ちでいえば、標準で公称5時間くらいになるなら、かなりのメリットといえそうですが、はてさて。
好き。 VAIO type U
全然関係ないっちゃーないけど、あるっちゃーある。うちのブログでこっそり付けている「夢日記」(爆)。
ぜんぜんウロ覚えなのですが、VAIO type Uの新型が発表された夢を見ました。
ますますスリムでコンパクトになったという発表を聞いた…という夢。なので、どう変わったのかなどは分りませんでひた(^^;)。
2004年12月16日の記事です。別に予想でもなんでもないのですが、今読み返してみると、感慨深いものがあります(笑)。
好き。 新VAIO Uとスクエニ新作群
type Uのヒトツ前のモデルの話です。
VAIO type Uは、おおざっぱに言って"コミック単行本サイズ"なんです。で、厚みは通常バッテリーで26.4mm、大容量バッテリー装着時で+5.9mmの32.3mm。で、ジャンプコミックスを2冊重ねると約30mmなので、ヨイ比較対象になるかと(ナルト21巻+ブリーチ8巻で検証)。
前のモデルでは、コミックと同程度の縦横サイズを実現していました。
今回の最新モデルでは、厚みはあるものの、ハガキや文庫本とほぼ同じサイズを実現しています(150mm×100mm)。厚みは、前モデルの大容量バッテリ搭載時を上回る38mm(最厚部)。ドストエフスキーの「罪と罰
」(新潮社版)を上下巻合わせると37mm前後といったカンジ。キーボードレスの前モデルと違って、スライド式キーボードが付いてるので、厚みについては仕方のないところ。
おそらくは、コンパクトだけどボテッとした印象のある筐体になってるのでしょう。角が丸かったり、中央にくぼみがあったりするので、同じ厚みの文庫本よりもずっとコンパクトな印象だとは思いますが。
にしても、HDDレスタイプのも同時発売にして欲しかったなぁ。6月下旬発表で夏発売ってことなら、すぐに買わずに待っちゃおうかなぁ…ってカンジですぅ(^_^;)。
追記:
フラッシュをHDD代わりに使うノートPC - [ノートパソコン]All About|HDDからフラッシュにすることでどれだけ機能が向上するか?
上記のAll Aboutのページで、HDDからフラッシュにすることについての利点と問題点の予想が書かれています。
1.8型30GBのHDDの重量は50g前後。SSD(Solid State Disk)が15gとのことなので、35~40g程度軽量化されるのは確実でしょう。
消費電力はHDDにくらべ1/15。ガイドの上倉氏は、バッテリの持続時間については、1割ほどの向上を予想。…これはちょっとビミョウな性能向上かな(^^;)?
まぁ、バッテリが10時間持つノートPCなら、1時間伸びても100点満点が110点になるようなものなので、ある意味効果は薄いのですが、3.5時間しか持たない新type Uのばやいだと、+21分だから、おおよそ4時間になる計算。けっこー体感できそうかな。…いや、やっぱビミョウかも(^^;)。
とわいえ、バッテリの持続時間は、たとえ1分でも2分でも、長ければ長い分だけのメリットは確実にあるワケなので期待したいです。
データアクセスは、読み出し約4倍、書き込み約2倍とのこと。全ての利用法において、この値が実現できるワケではないでしょうが、一番期待したい利点かも。
上倉氏が、問題点になるかもしれない…として挙げているのが、「NANDフラッシュはHDDに比較し書き換え回数の耐久性能が低い」という点。この問題を回避する技術はあるようですが、未知の部分なので、たしかに心配やも。
もちろん、そこらへんをクリア出来ているからこそのSONYのフラッシュ版type Uの発表なのだろうとは思いますが。
価格はHDD版にくらべて+2~5万円との予想。まぁ、この点については+10万円でもかまわないとか思ったりも。
にしても、やっぱ最大の問題点は、6月下旬まで正式発表を待たねばならないということですかね(^^;)。
だいたい、それも「予定」に過ぎないワケですし、実際にフラッシュ版Type Uがいつ発売になるかは未知数。延期延期で1年以上待たされる可能性も亡き西も(誤変換)あらず。とりあえずHDD版を買って、フラッシュ版が発売されたらソッコー買い換えるなどというリッチなムチャはやりたくないので、ウズウズが残りそうです。
どないしたもんだか(^_^;)。