トーマス・ヘザウィックが手がける寺
トーマス・ヘザウィックがデザインした寺を鹿児島に建てるっつープロジェクトが進んでいるそうです。
PingMag - 東京発 「デザイン&ものづくり」 マガジン » Archive » トーマス・ヘザウィック:お寺のスポンサー募集
肩書きはなんだろう? デザイナーということでいいんでしょうか??
建設予定地は、鹿児島の城山。西南戦争とか詳しくは知らないのですが、市内中心部の、あの城山っつーことっぽいです。
鹿児島は、明治の廃仏毀釈で全ての寺が廃寺になっちゃってるそうですから(驚くべきことに、"全て"です)、ある意味、実験的…というとコトバが悪いですが、まぁ言うなれば、伝統と未来志向の融合した挑戦が出来やすい土地なのかもしれません。
寺院のモデルはすでに出来上がっているようです(上のページ参照)。
しかし、問題は資金繰り。
彼らはデザインを始めるためのお金は用意していたので、この時点では職業上の基準があったのです。そして、初期のデザインを発展させました。また、お寺を建築するための本当に美しい場所もあるんですから、今は資金提供をしてくれる方々を探さなくてはなりません。
デザイン分の資金しか用意して無かったのかよ!などと無粋なツッコミを入れたくなるトコロですが、そこはグッとこらえましょう(^^;)。
ただ、僧侶の方は全く急いでないんです…彼は仏教徒ですから!(笑い)
ヘザウィック氏もグッとこらえているのでしょう(^_^;;)。
デザインを見て頂けると分かるように、ぜひとも実現させて欲しい"珍寺"です。
鹿児島で真言宗といえば、「大国寺」ですが、この寺院が完成すれば、強力なライバル(何の?)になることでしょう。
追記:
ただ、資金繰りがつくかどうかはかなりビミョウ。いくつもの「層」を重ねて外観を形作る建物のようですが、かかる費用は一層あたり3000万円。「60社が1層ずつのスポンサーになれば」みたいなことも書いてありますから、60層だと仮定すれば(記事中に「450層」という表現もありますが、これは別の構造部分のハナシっぽいでふ)、3000万円×60層=18億円。これに各種配管電気工事をして、さらに土地代…。
立てよ鹿児島県民(^^;)!
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