新潟県柏崎市がトルコとの友好にヒビ入れ中!?
三井田孝欧 納豆人生、まっしぐら 柏崎トルコ文化村:国に平和を 世界に平和を
経緯がまとめてあります。
三井田孝欧 納豆人生、まっしぐら 柏崎トルコ文化村:市長記者会見
市長会見のテキスト起こし。
たいげろの日記|「トルコ文化村問題」まとめ
こちらでも経緯がまとめられています。
柏崎トルコ文化村は、「いつか制覇する場所リスト」に入れて、行く機会を虎視眈々と狙っていた場所なのですが、すでに2005年3月に閉鎖されていたそうで。
柏崎トルコ文化村のホームページ自体は残っているのですが、http://home.turkey.or.jp/というアドレスは、トルコ政府観光局のサイト。ある意味、日本に対する無言の抗議とも取れるやうな(汗)。
経営を受け継ぐというトルコ側の申し出をムゲに袖にしただけでなく、トルコ建国の英雄アタチュルクの銅像さえ競売にかけるとかけないとかゆーハナシだそうで。
この銅像、高さ5メートル、重さ8トン。まがりなりにも巨像を愛するページを運営している身としては、この銅像の件だけで反発を覚える次第であります。この像は、トルコ政府から、「友好の証し」として送られたもの。これを競売にかけるなんて、ありえないでしょ、どう考えても…。
まったくの民間業者が勝手にトルコをテーマに商業施設を作ったってぇんならともかく、実質的に柏崎市が受け継いだ施設です。トルコ政府も自ら協力していた施設です。柏崎市には、自らが日本とトルコとの接点となっているという意識が必要なハズです。
駐日トルコ大使館から柏崎市市長に対して抗議の書簡がいっちゃってるそうです。
「本件に関しては、日本人らしからぬ注意力と几帳面さを欠いた行為であると思わざるをえません」
"I must admit that I find this rather unusual knowing Japanese carefulness and punctuality."
は、恥!
抗議の声などは、柏崎市等へ寄せればいいでしょうかね。
「市長への手紙」という制度もあります。全て市長が目を通し、署名付きで返信くださるとのこと。利用するべし。
公式サイト:あいだ洋のページ
旧柏崎トルコ文化村の処理とトルコ大使館との協議経緯について 2006.4.18
会田氏による経緯説明です。
…とにもかくにも、円満な解決ができるよう願います。
遭難したトルコの船の乗員を日本人が助け、日本とトルコの友好の起点となったというお話。
遭難事件の詳細はリンク先を参照して頂くとして、以下に、トルコが行ってくれた"恩返し"の件を引用しときます。知人友人親子供に広めれ!
イラン・イラク戦争中の1985年にイラクのサッダーム・フセインが「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ全ての飛行機を打ち落とす」という声明を世界に向かって発信した。イランに住んでいた日本人は、慌ててテヘラン空港に向かったが、どの飛行機も満席で乗ることができなかった。世界各国は自国民の救出をするために救援機を出したが、日本政府はすばやい決定ができなかった。空港にいた日本人は、パニックに陥った。
そこに2機のトルコ航空の飛行機が到着した。トルコ航空機は日本人216名全員を乗せて飛び立ち、イランを脱出した。タイムリミットの、1時間15分前であった。なぜ、トルコ航空機が来てくれたのか、日本政府もマスコミも知らなかった。この時、元駐日トルコ大使のネジアティ・ウトカン氏は次のように語られた。「エルトゥールル号の事故に際して、日本人がなしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。私も小学生の頃、歴史教科書で学びました。トルコでは子どもたちでさえ、エルトゥールル号の事を知っています。今の日本人が知らないだけです。それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです」
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Comments
TBありがとうございます。
何とも「情緒」に欠けた市長の対応は
「日本人らしからぬ」もの。
大使と同様、遺憾に思いました。
Posted by: たいげろ | 2006.05.01 09:55 AM
たいげろ様、はじめまして。コメントありがとうございます。
「トルコ商工会からはトルコ村の今後について具体的な提案が無かった」などの市長の言い分はあるようですが、問題はトルコ側との間に不信感を作ってしまったこと。
とにかく、円満な解決を望むだけです。
Posted by: KEI | 2006.05.02 09:04 PM