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2006.05.19

広島女児殺害|首をしめていない。手を置いただけ

中国新聞・地域ニュース 広島女児殺害で初公判

弁護側も冒頭陳述を行い、「突然『悪魔の声』が聞こえ、自己の意思で身体をコントロールできない状態になった。女児の口や鼻、首付近に手を置いただけで、殺意も殺害動機もない」と、検察側の主張を否定。
また、「被告には殺意がなく、首を絞めてもいない。わいせつ目的もなく、当時は心神喪失状態だった」などと述べた。

 裁判を迅速に執り行うため、「公判前整理手続き」を適用し、争点は殺意と殺害方法、殺害場所、わいせつ目的の有無、責任能力の4点にしぼられるのだそうです。早ければ夏にも判決が出る見通し。
 何年も裁判が続くのかと心配しましたが、その心配は不要…なのかな? なんだかモヤモヤを感じるのですが…。

 にしても、殺人を裁く上で当然ではあるのでしょうけど、殺意や殺害動機なんてのはそんなに重要なのでしょうか。素朴な疑問としていつも思います。初対面の人間を何の感傷も無く殺しちゃったような事件なんてザラにあるでしょうに。

 それと、心神喪失状態ってのもよく分かりません。自分の意志とは無関係に人を殺したから無罪、か。なるほど。たしかに、「殺そうとして殺した」ってのと、「運の悪い事故で死んでしまった」ってのを明確に区別しなければ、不当に重い裁定を下してしまう恐れがあるかもしれません。
 でもねぇ、こーゆー児童殺害事件なんてのは、計画的であれ無計画であれ、どれも行き当たりばったりな面が大きいハズ。騒がれたら黙らせようとするでしょうし、バレたらマズいと思えばそのまま帰してはくれないでしょう。

 心理的にも状況的にも今回の女児殺害事件にちっとも似てませんが、ふと思い浮かんだのが「居眠り運転」。居眠り運転をした人は、居眠り運転をする意志など無いですし、動機も無い。そして、犯行時には心身喪失状態。居眠り運転って無罪でしたっけ?

弁護人は、殺人と強制わいせつ致死罪について無罪を主張。死体遺棄と入管難民法違反(不法入国、不法在留)罪については認めた。

 ここらへんについてはいちいちツッコんでも仕方ないのですが、ヒトツ僕が言いたいのは、「入管難民法違反」については、キッチリやってもらいたいってこと。

 不法に入国してきた人物です。どこか一般の人々とはブレーキを踏むポイントが違うんです。必ずしもそうじゃないという議論もあるにせよ、彼らにとっての"一線"は、ほとんどの法律をキッチリと守って生活している普通の人間にくらべてズッと低いと考えるのが妥当でしょう。
 この問題、突き詰めるとアメリカやフランスのような移民排斥暴動みたいなハナシになっちゃいそうですが、正当な手続きも無しに数百人、数千人、数万人が密入国するような状況を傍観してると、どこかでどんどん歪みが発生する…などと考えるのは突拍子も無いことですかね。

 光市の母子殺害事件のように、犯行から7年も過ぎても未だに"手を置いただけ"とか"ちょうちょ結び"だのといったことが争われるようなコトにならないよう願います。

 被害者側に対しても、そして加害者に対しても冒涜だと思います。

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