コールドリーディングと脳力開発
なんや、日本の厚生労働省がすすめる「メタボリックシンドローム」に異議を唱える声があるそうですね。限りなくデタラメに近い論法で、何らかの利権がからんでるみたいな。まぁ、ありそげなハナシ。厚労省の方針次第で、いくらでも製薬会社とかに利益をもたらすことが出来るんだから。
そのニュースを見ていて、ふと思いついたのが、最近流行りの「脳力開発」。脳年齢を測定して、脳を若返らせようとかゆーヤツ。これは、100%デタラメってワケでもないのでしょうが、よくよく考えてみると、一種の危うさをはらんでいるように思ったり思わなかったり。
人が普段やらないような動作や作業などをやらせると、あまりやらない動作なので、当然なかなかうまくいかない。そこで、「あなたの脳は老化しています」と言われれば、藁をもすがる思いで、脳力を鍛えるグッズを買ってしまうのが人のサガ。
これって、コールドリーディングに限りなく近い商法なんぢゃないかとか。
もちろん、脳力を鍛える手法自体には、異議を唱えようとは思いません。しかし、ある意味においては、人の不安に付け込む虚業ともいえるんぢゃないか、と。
手法的にいえば、ライブドアがやってたようなジサクジエンな自家発電方式っぽいかも。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ツイッターは良くも悪くも、たんなる「さえずり」である(2011.03.12)
- マニフェストは金科玉条…?(2010.06.09)
- 沖縄県民大会の意義ってなんなんだろう…(2010.04.29)
- コンテンツと作者は不可分な面もあるのでわ?(2010.02.12)
- Apple iPad 〜 なにか違う方向も見えてくるような…(2010.01.28)
The comments to this entry are closed.
Comments