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2006.06.24

新潟観光協会、イラスト使用停止…駄菓子菓子

 春季観光キャンペーン「にいがた花物語」のイラストが盗用だとして、使用の差し止め請求を出されたことを受け、新潟県観光協会はイラストを使用したポスター、パンフレット等の掲示・頒布を中止を発表しました。
(新潟観光協会のサイトへ行くと、PR活動が「にいがた花物語」でなく「にいがた花火王国」に変わっていてクラクラきちゃいました^^;。ある意味巧い(うまい))

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(毎日新聞サイトより引用)

 問題となっているイラストは上記のようなものです。左側が訴えを起こしたグラフィックデザイナー進藤洋子さんの作品。右が、新潟県観光協会が広告代理店に依頼したイラストです。この二つのイラストを見て、盗用と思う人が多いのかそうでない人が多いのか、いったいどっちなのでしょう。興味がありますね。

 新潟県観光協会がイラストの使用を中止したのは、盗用であることを認めたからではなく、あくまでも「観光イメージに与える影響」を考慮したからだと表明しています。そして、広告代理店から「申出人の作品に何ら依拠することなく創作されている」との説明を受けたとして、裁判で全面的に争っていくとのことです。

 この裁判で新潟県観光協会側が勝利するのはなんだか想像もできませんし、敗訴すれば、新潟の観光協会は観光イメージを損なうだけでなく、余計な出費をすることになります(印刷済みの25万部におよぶパンフレットなんかも廃棄なので、すでに余計な出費は始まっています)。

 今、日銀総裁が、謝っても批判され・謝らなくても批判され、お金を放棄しても批判され・しなくても批判され…みたいな状況に陥っていて、ご本人は「どうすればいいんぢゃ!」みたいな気持ちでいらっしゃることと思います。しかし、その、「正解がある」という思考は間違っているように思います。もはや、自分の行為のせいで、どうやっても許してもらえない状況に陥っているかもしれないワケで。

 ハナシがそれましたが、僕の中では、"新潟県観光協会は腐った組織だ"という単純なイメージがインプットされちゃいました。
 そして、その腐った協会は、勝っても負けても批判必至…いや、批判だけならまだしも、実害がともなう裁判を戦うことになるかもしれないワケで。

 新潟県外の人間が抗議の意思を表す方法は、新潟県へ行かない・新潟県産品を買わない、新潟の関係各所への抗議の声を送る…そんなあたりでしょうか。

 まだそこまではしなくていいかなぁ…とかボンヤリ考えていますが、今後の展開如何によっては、なんか抗議活動をしたいかなぁとか、これまたボンヤリと妄想しております♪

■ひとまず小さな活動

 お中元には、新潟県産品よりも、竹島を守る活動を続ける島根県産品がオススメ☆

 とりかご 島根のお中元販促中 - 竹島関連で頑張ってるお礼に島根のお中元を!

 骨休めの旅行や、海水浴なんかを計画中の方は、ぜひ島根を候補のヒトツに。

 しまね観光ナビ/島根県旅行(名所温泉交通グルメ他)の総合案内



 新潟の人には悪いけど、しばらく新潟をプチ忌避。

 旅行や仕事で新潟市と長岡市で宿泊したことがあって、ホントは好印象を持っている県ですし、一番大好きな和菓子は「越乃雪」(初めて食べたときは味王並みに感動しますた)だったりもするんですけどね。

参考:

好き。: 新潟観光協会がイラスト盗用

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