OhmyNews今日のアクセス☆トップ10 2006年09月20日 22:00時点
OhmyNews今日のアクセス☆トップ10
(2006年9月20日 22:00時点)
1位 オウム事件、マスコミ報道から見えない真実←既存メディア批判・オーマイ賛美
2位 【グルメ】わが家の飯盗人「コッケムチム」←韓国ネタ
3位 元赤軍と民族派の友情 ~ 鈴木邦男コラム←赤軍擁護
4位 竹中大臣、あのチラシ問題の真相は?←日本政府批判
5位 匿名が許されない社会を想像してみた←既存メディア批判・オーマイ賛美
6位 1周年の香港ディズニーランドが伸び悩み
7位 琵琶湖に恋した女性知事←鳥越記事
8位 携帯電話の電池が太る!?
9位 アジアの中で信頼される日本←特ア批判
10位 安倍新総裁に「きな臭い」「品がある」←安部批判
3位の日本赤軍ネタは、ちょっとあやういカンジ。9月11日からそれほど日数もたっていないのに、「小さな水たまりをポンと飛ぶ。そのくらいの気持ちでハイジャックに参加したに違いないのだ」とハイジャック実行犯を擁護する記事を掲載するとは、勇気あるというか何といふか(^^;)。9月4日には元日本赤軍の北川明氏による自社出版物の宣伝記事も掲載していました(→参考記事)。赤軍関連のオーマイ記事にも注目ですかね。
7位の記事、詳しくは知らないけれど、滋賀県に新幹線の新駅はたしかに不要なように思います。すでに米原駅がありますし、大津駅から京都駅までは快速列車で9分。運賃は190円です。
新幹線の駅が5つもある(広島・東広島・三原・新尾道・福山)広島県在住の僕が言うと説得力が無いかもしれませんが、自治体が財政破綻するという世も末な昨今、今後の滋賀県の本当の発展を見据えれば"常識的な判断"が何かは明白だと思います。
10位の安部新総裁を批判する記事(いちおう「公平なニュース」という体裁をとっているのが悪質)は、かなりあからさまで、オーマイ編集部の息遣いが感じられる記事といえるでしょう。
ニュースの冒頭で「関連記事」として、7つのオーマイの記事にリンクが張られています。
いきなり、「私は第3の客観性を保ちながら、「安倍人脈」をもう一度整理してみる」などと書かれています。"自分のことを「客観的」などと言う人間はまず疑ってかかるべき"というのは、メディアリテラシーの基本だと思うのですが、いかがでしょう(苦笑)。
こちらも冒頭でいきなり、「安倍氏はこれまで、さまざまな発言が物議を醸してもきた」と、ネガティブ記事であることを強調しています。
記事タイトルからしてアレですし、「「何をしたいのか具体性がない。若くて人気があって改革派でということでしょうか、世間では期待を集めているようですが、単純に期待していいのか疑問です」と距離を置く」という成蹊出身者へのインタビューが記事の核心部分となっています。
これも冒頭から「マスコミを引き込んだ小泉総理と安倍晋三氏の世論づくりは、かつての日本の指導者が国民を偏狭な日本主義へと稲穂のようになびかせて引っ張っていき、日本の歴史に汚点を残したやりかたと同じに見えるが、杞憂であることを祈る」と、ネガティブな視点からの記事であることが明確です。
安部氏圧勝を受け、「今回3人の政策を見るにつけ、「今後を託する人材」であるのか不安に思える。安倍さんは憲法の見直し、教育改革などで積極的に発言はしているが、「総理」を意識してか、全体に歯切れの悪い政策になっている」と述べて、"たまたま総裁に選ばれたからってエラそうな顔すんなよ"とクギを刺してくださってます。
この記事だけ安部氏批判ではありません。でも、この記事って田中真紀子批判の内容だけの短いものですし、「総裁選関連」の記事として紹介するほどのものには思えませんよねぇ。
安部新総裁に対する韓国の"識者"の声が掲載されています。「楽観も悲観もしない」「アジア問題の特殊性に対する理解が不足している」「安倍氏は新保守主義、つまりネオコンタイプだ」「小泉氏よりは不利な環境だ」「優れた指導者の次は成果を得るのが困難だ」「安倍氏は(中略)政策に通じているとはいえない」「小泉氏の郵政改革のように新たな案を打ち立てて押し進めるのは力量的にも難しい」「大局を見る政治家ではない」などなど、安部氏の能力に疑問をつけるコメントが並びます。
同時に、「アジア外交を再構築しなければならないとの圧力と要求が日本国内にもある」「年内に安倍氏が中国を訪問する可能性も高まっており、その前にソウルを訪問するのが望ましい」「韓国、米国、日本が協調してこそ問題を解決できる」という韓国側の要求が掲載されています。安部新総裁誕生記事に便乗して、自国の要求も紹介するとは、さすがオーマイさんは抜け目が無いですね☆
「関連記事」として冒頭でリンクされている7つの記事のうち6つが安部批判、残りのヒトツは毒にも薬にもならない文字数600弱の短文記事。
ま、政権に批判的なメディアはそれなりに必要だろうから、それはそれでヨイのですが、OhmyNewsって、そーゆー"明確なスタンス"が売りなんでしたっけ? 市民記者の集合体として、自然に全体的な方向性が出てくるンならハナシは分かりますが、編集部発の記事があからさまに世論誘導を意図してるってどーよ、というカンジがします。
もともと、「ニュース」という名を冠していても、報道機関ではなく、雑誌みたいなものですから、"明確なスタンス"があるということでもノープロブレムというワケでしょうかね。
ここらへん、「創価学会」のように、「学会」という名前を冠することによって何となく権威があるように感じさせる手法と同じで、「OhmyNews」と名乗ることで、オーマイ=ニュースメディアというイメージを創出し、「市民記者」という名前は、書き手に「記者」、つまりは報道機関の一員という使命感を感じさせるってな構図もあるかなぁとか思ったり思わなかったり。
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