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2006.12.12

ぎこちないなりの対応策

OhmyNews:ぎこちなく「席を譲る」日本人

さらに観察すると、譲る側の人がニコニコしていることはあまりないことが分かります。どちらかと言えば、特別なことを「してしまった」という感じで、何となく表情が硬く、ぎこちないのです。

 そうそう、ソレ、まさにオレ(^^;)。

 で、これからの日本社会が自然に席を譲り譲られ出来る社会になっていくかどうか、そのためにはどうすべきかとかゆー問題はひとまず置いといて…

 オレ自身がどうするかが問題。おれおれ。

参考:好き。: 余計なお世話か

 残念ながら、ぎこちない僕には、自然にさりげなく席を譲ったりするような真似は出来ません。なるべく出来るようには努力はしますけれど、絶望的に色々なシーンへの対処能力に欠けているワケですよ。

 そんな僕が行き着いた電車内での対応策…

 よっぽど乗客が少なくない限り、席に坐らない。

 自分、不器用ですから(爆)。

 …いや、まぁ、ある程度の合理性はあると思うんですよ。

 基本的に、記者氏も指摘しているように、日本人は"ぎこちない"人が多いワケで。それは、譲る側も譲られる側も同じ。

 天真爛漫な小学生や幼稚園児あたりが「おじいちゃん、どうぞ」とかサクっと譲るならともかく、僕みたいなのが"ぎこちなく"ノソっと席を立って、顔をゆがませて(注:さりげない笑顔のつもりなのです)、「ど、どどどうぞ」とかカミながら言って(もしくは無言)も、ちょいアレです。

 譲られる側も、埋まっている席をわざわざ空けてもらうより、元から席が空いてるほうが気楽だと思います。
 優先席がわざわざ明示されている理由のヒトツでもありますよね。"この席はなるべく空けておいてね"、と。

 混んでいる電車で、空席が出来たら我先に坐る人もいます。でも、混んでいる時なら、少し座るのを待てば、たいていは高齢者の方も何人か同じ車両に乗っているワケですし、自然に座るべき人が席につけるワケで。

 席は十分空いているのに、みんなやたらと立ったままの日本の電車。
 そんな不自然でぎこちない日本もいいかな、とか思ってみたり(爆)。


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