ホワイトだかブルーだかなんだか知らんが
痛いニュース(ノ∀`):【残業代ゼロ】 安倍首相 「日本人は働きすぎ。少子化対策にもホワイトカラー・エグゼンプションは必要」
安倍首相は5日、一定条件下で会社員の残業代をゼロにする「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入について「日本人は少し働き過ぎじゃないかという感じを持っている方も多いのではないか」と述べ、労働時間短縮につながるとの見方を示した。さらに「(労働時間短縮の結果で増えることになる)家で過ごす時間は、例えば少子化(対策)にとっても必要。ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を見直していくべきだ」とも述べ、出生率増加にも役立つという考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
なんかもーね、アレね。
これはたしかに、
死ねばいいのに
そんなギャグでしか評せないアレですね。あ、ギャグですよ、あくまで。
ワラタニュース ジョジョコラ 「ワムウに学ぶホワイトカラーエグゼプション」
日本経団連によって提唱されサラリーマンの時間外労働(サービス残業)を認めて残業代が支払われず、サラリーマンにとっては死活問題になるかもしれないホワイトカラーエグゼプションをワムウが分かりやすく教えてくれるぞ。
ホワイトカラー・エグゼプションの対象者の残業が仮に減ったとして、それがなぜ少子化対策に結びつくのかとか、どうせ対象者がなし崩し的に増えるんだろとか、色々問題はありますが、それは多くの方々が言ってくれています。
なので、僕がひとまずこのエントリで言っておきたいのは…
ホワイトカラーだとかブルーカラーだとか、そんな分類に何の意味があるのか
…ということです。
そりゃぁ、経済学とか、学問レベルでいえば、対象を分類して評価することに意味はあるかもしれませんが、実際のところ、もしホワイトカラー・エグゼプションなどというものが実施されればどうなるか。
ホワイトカラーさんが、ブルーカラーさんの仕事を、残業代無しで延々とこなす。
そんなケースが増えるでしょう。もちろん、ホワイトカラーさん自身のもともとの仕事も後でちゃんとこなすワケですよ。残業代無しで(苦笑)。
ホワイトだのブルーだのワーク・ライフ・バランスだの、カタカナ言葉による分類は、分かりやすい反面、色々なことが隠ぺいされてしまうという欠点もあると思います。
asahi.com:残業代ゼロ法案、成立阻止を連合会長が強調 - 政治
連合の高木剛会長は5日の記者会見で、一定年収以上の会社員を労働時間規制から外し、残業代をなくすホワイトカラー・エグゼンプションについて「賛成できない。反対の論陣を強く張っていく」と述べ、法案提出に向けた厚生労働省の動きを牽制(けんせい)した。与党内からも慎重論が出始めていることもあり、法案成立阻止のため、「いろんな方々にこれから訴えていく」と語った。
連合の高木剛会長は、こんなふーに言ってはいますが、これも「ホワイトカラー・エグゼンプション」成立に向けた布石かなぁとか思ったり。
朝三暮四とかみたいなアレというかなんと言うか、"私が首相に提言したので、ホワイトカラー・エグゼンプションの対象者が少し減りましたよ"という方向に持っていけば、各方面からの批判も少なくなるので、その落としどころを安倍総理との間で探っているんぢゃないか、みたいな。
「ホワイトカラー・エグゼンプション」に対する懸念はまさにココ。ホントは100のことをしたいけど、抵抗が大きいから、あえて最初は30くらいに下げてすんなり成立させる。そして、数年後には150くらいまで引き上げられちゃうんぢゃないかという懸念。…あ、まだ朝三暮四のほうがマシですな(^^;)。
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