「あなたを忘れない」への不審
Yahoo!映画 - あなたを忘れない - 作品ユーザーレビュー 亡くなられたもうひとりの日本人
記者をされていた方の投稿とのこと。真偽は当然不明なのですが、内容が興味深いので引用させて頂きます。
李さんと一緒に線路に助けに降り、亡くなられた関根さんという方がいらっしゃいます。たしかに劇中では関根さんは最後のほんの一瞬だけしか登場しません。その扱いについてわたしも取材をさせていただいとき疑問を投げかけたことがあります。映画の企画段階ではこの事件にさまざまなアプローチを模索したそうです。たとえば事故の瞬間の時間で交錯する、亡くなられた3人の人間模様を描く案、ノンフィクションで描く李秀賢さん物語案などがでたそうです。しかし、そういった案を置いて、この映画は韓国青年の青春映画として完成したのです。その背景には御遺族の方々の想いを差し置いては制作できません。李さんの御遺族の主張は、李さんを「英雄にした映画には決してして欲しくない」。そして関根さんの御遺族は「そっとしておいて欲しい」と企画段階から取材はさせてもらえなかったそうです。その後、李さんの御両親からは「日韓の友情と架け橋になるべくして制作される映画」として御了解をいただける事になったそうですが、関根さんの御遺族の方々からはとうとう了解を得る事ができなかったそうです。そうしてこの映画は李秀賢英雄譚ではなく、ひとりの青年イ・スヒョンの夢と恋を描いた青春映画として作成されることになったそうです。
注目すべき要点としては、以下の2点が挙げられるでしょう。
・どのような形式で映画化するかは議論があった
・関根さんのご遺族からは取材できなかった
これをどのように受け取るかで感想は違ってくるでしょうが、結果として、
・韓国人主人公(李秀賢(イ・スヒョン)さん)にフォーカス
・基本的にフィクション
・しかし、"あなたを忘れない"ためのノンフィクションとして宣伝
という作品に仕上がっています。
Yahoo!に投稿された別のユーザーのレビューを見てみましょう。
Yahoo!映画 - あなたを忘れない - 作品ユーザーレビュー もう6年・・・
あの事故からもう6年も経ってしまったのですね。犠牲になった2人のことを思うにつけ胸が痛いです。あんな酔っ払いのために犬死して・・・と、腹立たしくて怒りがこみ上げてきます。この事故を映画化することはそんなにいけないことでしょうか?試写会で見ましたが、そんなに美化しては描かれていませんでした。映画を見ていない人が投稿するのはいかがなものでしょうか。ドキュメンタリーではないけれど、犠牲になった韓国人留学生の生前の日本での生活を知ることは、日本人として必要なことなのではないかと・・・思います。
このレビュー、ちょっと極端な言い方をすれば、典型的な「フィクションとノンフィクションの区別がついていない」モノですね。もしくは、「フィクションかノンフィクションか考えもしない」といったカンジ。フィクションであることには「だから何?」と目をつぶり、その一方で、「あんな酔っ払いのために犬死して」とマジ怒り。
このヒトは、この作品を観て、「酔っ払った日本人」と、それを助けた「勇敢な韓国人青年」のことを記憶に刻み付けるのでしょうね。
Yahoo!映画 - あなたを忘れない - 作品ユーザーレビュー 気を遣った映画化だと思います。
なぜ「自己犠牲」出来るのか?私だったら”見てるだけ”で何も出来ない野次馬なのに、韓国人の彼はそうではなかった。その背景・違いを、この作品から感じとることができたらいいのではないでしょうか?
このヒトのレビューも、なんだかなぁというカンジ。「韓国人の彼はそうではなかった」って…同じ時、日本人も同じ行為をして亡くなられているのですが。てゆうか、この映画内でも、いちおうその日本人の方も登場しているんですよね? 映画を観もせずに批判している僕もアレですが、なんか、このレビュアーさん、観ずに賞賛しているのでは?とか思っちゃったりしました。
追記:
あ、この方は、あくまで、「私」と「彼」の違いを言ってるのか。でも、「韓国人の彼」と「その背景・違いを」と書いてるので、彼が韓国人であることに着目してるのは確かだよなぁ。
留学生転落救助死
あなたを忘れない - 映画作品紹介(ストーリーネタバレあり)
上記サイトを観て気になった「事実と映画との相違点」は、やはり人物設定。
[事実]李秀賢には韓国に恋人(韓国人)がいた
[映画]李秀賢には日本にに恋人(日本人)がいた
[事実]転落した男性は見ず知らずの他人
[映画]転落した男性は恋人の父親で韓国人嫌いの人種差別者
最近では、映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」がいい例ですが、必ずしも、双方の視点を平等に盛り込んで映画化することが最上の方法とは限らないワケで。その意味では、李秀賢(イ・スヒョン)さんのみに焦点を当てて映画化したことは、必ずしも非難するポイントにはならないでしょう。
しかし、「李秀賢(イ・スヒョン)」という実名を用いて作品化し、ほとんどノンフィクションまがいのイメージプロモーションを行っているにも関わらず、「恋人は日本人で、父親は嫌韓」などという設定をくっつけてしまうというのは如何なモノかと思うワケで。
事実を元にした映画やドラマは、「硫黄島からの手紙」も含めて脚色も多いのはたしかでしょう。しかし、不審と不振の中にある「韓流」だけに、どうしても疑問と反発の思いを打ち消すことが出来ません。
それが最善の行動であったかどうかはともかくとして、李秀賢(イ・スヒョン)さんの行為には敬意を表したいです。しかし、この「あなたを忘れない」という映画に対しては、観る観ない以前に不審の念だけを抱きました。
この作品は、あくまでも花堂純次監督が書き上げた、「渾身のフィクション」なのだそうです。映画に限らず多くの創作物は、現実の出来事を元にしています。しかし、「李秀賢(イ・スヒョン)」という、実際と同じ名前を持ったキャラを登場させているからには、どこまでの「創造」を混ぜているかによって、批判が出てくることは必至なワケで。
現実の李秀賢(イ・スヒョン)さんには、韓国人である恋人がいたそうです(高麗大の同級生)。しかし、この女性は、映画的に面白くないと判断されたからかどうなのか、切り捨てられているワケです。加えて、線路に落ちた男性は、「あんな酔っ払い」呼ばわりされる個性を付与され、さらには「韓国人を嫌っている」という設定までオマケで付けられています。
最後に、Yahoo!映画に記されている、この映画の紹介文を引用しておきましょう。
ホームから転落した客を救おうと、線路に飛び降り犠牲となった韓国人留学生の真実を描いた日韓合作映画。
ホームから転落した客を救おうと、線路に飛び降り犠牲となった韓国人留学生の真実を描いた日韓合作映画。
ホームから転落した客を救おうと、線路に飛び降り犠牲となった韓国人留学生の真実を描いた日韓合作映画。
この紹介文のような煽り文句で宣伝されているのです。多くの人は、"Based on a True Story"であるとの先入観を持って映画を観ることでしょう。
え? それで何の問題があるかって? まぁ、あるのか無いのか、色々考えてみましょうや。この映画は、それを考える良いネタになってくれるでしょう。
注:
「美談」に水をさすのもアレですが、線路に人が落ちても、基本的には駅員サンを呼ぶのが正しい行動のようです。もちろん、そんなマニュアル行動が通用しない事態もあるでしょうが(「事件は現場で起きてるんだよ!」なカンジ)。
追記:
関係ないですが、ちょっと参考になりそうなページを置いておきますね。
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)『グエムル』に続き『王の男』も…日本でコケたのはなぜ?
OhmyNews:【映画】『王の男』 今年一番おもしろかった映画


日向市の海水浴場で昨年夏、おぼれそうな女子中学生に遭遇し、助けようとして命を落としたインドネシア人男性のエンダン・アリピンさん=当時(21)=の短い生涯を記録したドキュメンタリー映画を同国バンドンの日本人学校教諭井上実由紀さん(31)=東京都出身=が制作した。大学進学費を得るため、異国の日本で漁業研修生として働きながら、思いやりや勇気を忘れなかったエンダンさん。同国で上映され、感動が広がっている。エンダン・アリピン 日本での上映の予定はどのようになっているんでしょうかね? てゆーか、検索でのヒットページ数がすごく少ないですね…。
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Comments
この映画にはまったく興味が湧きませんでした(ゴメン)が、このBlogで興味が湧きました(笑)。
って言うか、嫌韓とか別にしても、なぜか韓国が関わると本当の事が見えなくなるのはなぜなんでしょう???
綺麗に見せたいのは分かるが、大嘘はいかんだろう。
まぁ仕事で韓国人相手してると、この映画も「やっぱりね」と思ってしまいそう。
いや、1人の時の韓国人って良い人ですよ、マジで。
2人以上になると例の教育絡みか、突然威張りだして話をひっくり返す。
相手するの疲れます。
まぁ喧嘩するの覚悟で反論しますけど・・。
Posted by: バルト11を検索していた人 | 2007.01.19 09:58 PM
「バルト11を検索していた人」様、コメントありがとうございます。
バルト11で、ブリオッシュは召し上がられましたか? パンが温かいのが予想外。美味しいかどうかは、ちょいビミョウ(笑)。
★厳選!韓国情報★ ★寒流捏造ブームの裏側と実態
↑
2年近く前の記事ですが、当時から、すでにこんな指摘があったワケで。参考までに。
韓国人の悪口を言うのは若い人ばかりかと思っていたら、この前60過ぎた方(日本で働く外国人を試験する職務の人)からも韓国人の悪口を聞いてしまいました。まぁ、一番ひどいのは中国人ということでしたけど(^^;)。
Posted by: KEI | 2007.01.21 02:59 AM
通りすがりのものですが一言だけ。
線路に人が落ちた場合、正しい行動は非常停止装置(JRの場合周りが黄色く、ボタンが赤いやつ)を作動させるのが一番正しい行動です。
ちなみに線路に下りて助けに行こうとするのは一番してはいけない行動です。負傷者が増える危険性があるので。
人一人を電車が来るまでの数秒の間に線路上からどかせるだけの力がある自信があるならべつですが…
Posted by: 通りすがり | 2007.01.26 02:52 AM
はじめまして!ちょっと「?」なところがありました。
公式サイトhttp://www.korea-japan.jp/cast.html のキャストを見ると、
平田一真 竹中直人
酔っ払いの男 伊藤慎介 となっています。
映画作品紹介のサイトの言う「破天荒な父親」(←気遣い?w あえて、粗野 とか
人でなし とは表現しない)は、たぶん竹中さんが演じていると推察できます。
[事実]転落した男性は見ず知らずの他人
[映画]転落した男性は恋人の父親で韓国人嫌いの人種差別者
というのは間違いでは?
まぁこんな映画、どうでもいいんですけど・・・重箱のスミですいません。
Posted by: モモたん | 2007.01.26 07:56 PM
[事実]転落した男性は見ず知らずの他人
[映画]転落した男性は恋人の父親で韓国人嫌いの人種差別者
この箇所について作品内ではそのような設定でしょうか?
Posted by: a | 2007.01.27 01:41 PM
>通りすがり
非常停止装置ですね。肝に銘じておきます。ホーム下に退避スペースがあっても、まず非常停止装置。
>モモたん様
>a様
ご指摘ありがとうございます。
先入観をもって情報やレビューを見ていたため、混同してしまっていたようです。
取り急ぎ訂正しておきました。
Posted by: KEI | 2007.01.27 02:13 PM
はじめまして。
映画を試写会(東京ではないのですが)で見ました。
先入観なしに(つまりこのブログをはじめいろんな紹介記事を全く見ずに)見ました。
知っていたのは、6年前にある韓国人とある日本人が線路に落ちた人を助けようとして亡くなった・・・という事と、これはその話をもとにした映画だという事だけです。
話としてはそれなりにまとまっているし、主人公が父親と2人で話すところもよかったし、主人公の韓国人青年が人助けをしようとする必然性のようなものも感じられました。でも恋人が日本人になっていることを含めて、もし自分が本物のスヒョンさんの母親だったら、何かしら違和感を持ったんじゃないかな・・・と思いました。
チラシには「実話をもとにフィクションを織り交ぜ描いた」と書かれていますが、「織り交ぜ」ではなく「亡くなったかたの名前を借りたフィクション」という印象でした。
Posted by: つっきい | 2007.01.27 08:28 PM
朝鮮人はいいひと
日本人は差別主義者で悪人ぞろい
そうやって、統一協会みたいに今の若い日本人を洗脳し続けたいわけですね。
恐ろしいわ。
Posted by: 統一協会にかつて洗脳された母 | 2007.01.29 02:53 PM
人物設定を知らずにこれを書いたってことは、あなたは「観ないで書いた」わけですよね?
この映画自体は、確かに色々波紋を呼んでいます。
しかし、こういう「評論」は、まずはじめに作品ありきです。
ネットの情報だけで捏造ブログを書いた貴方の行為は、この映画に反感を持つ人達が言うところの「プロパガンダ」と同じです。
もっと言えば、反日運動に執念を燃やす韓国人と同レベルです。
作品を知らない人間が、評論を書くべきではない。
そんなこと、小学生だって分かる。
批判するなら、ちゃんと作品を観て下さい。
金を払って観る気がないなら、DVDレンタルとかTV放映を待つのでも構いません。
あなたのやっていることは、まっとうな批判ではなく、便所の落書きです。
Posted by: | 2007.01.29 08:25 PM
>つっきい様
コメントありがとうございます。
「亡くなったかたの名前を借りたフィクション」というのが、やはり注目すべき点でしょうか。
先日、「それでも僕はやってない」を観ましたが、これはそこらへんのさじ加減が絶妙だったと思います。
>統一協会にかつて洗脳された母様
コメントありがとうございます。
>統一協会みたいに今の若い日本人を洗脳し続けたいわけですね。
>恐ろしいわ。
たんに韓流作品を売りたいだけなら、まだ害は少ないと思うのですが、なんか胡散臭さがぬぐいきれませんよねぇ(^^;)。。
>名無し様
コメントありがとうございます。
誤った情報を掲載してしまったお詫びもかねて、出来れば上映中に観に行こうと思っています。
>作品を知らない人間が、評論を書くべきではない。
>そんなこと、小学生だって分かる
今回、この映画が批判を受けている理由のヒトツを端的に言うなら、「フィクションなのに、ノンフィクションまがいの宣伝をしている」ことです。
つまり、「観なくても批判できる部分」を批判しているのですが。(細かく言うなら「作品」自体ではなく、「プロモーション」に対する批判ってのもあるわけで)
あと、「観ていない人がどのような感想を持つか」という意味においても、この作品は悪質なものだと思います。
どちらにせよ、この映画に限らず、「作品を観なくても批判できる部分」はたくさんあると思います。
余談ですが、アニメ映画「ゲド戦記」を観られましたか? 僕は原作を読んだことはありませんが、アニメ版を観た結果、原作を読もうという気は無くなりました。
原作物とノンフィクション物…意味合いは違いますが、今回の問題と構図を合わせて考えてみると少し面白いかもしれません。
Posted by: KEI | 2007.02.04 09:10 PM
[事実]李秀賢には韓国に恋人(韓国人)がいた
[映画]李秀賢には日本にに恋人(日本人)がいた
これは違います。
[事実]李秀賢には日本で同棲している恋人(韓国人)がいた が正しいです。
韓国で迎えた女性は別れた恋人だそうです。
スヒョンさんは日本に来てまもなく日本語学校の同級生の韓国人女性と知り合い同棲していました。この本http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30801603
に本当の恋人の証言がかなりのページで載っています。
事実は映画よりも何万倍も素晴らしいものでした。映画のような酷い日本人も出てきません。
関心のある方は是非読んでみてください。
彼は亡くなるまでこの女性とのことはご両親に話していませんでしたが彼の親友が間に入り両親と初めて対面し、その時に「正月に帰ってきたとき健康な体をしていたのは、あなたが美味しい料理を作ってくれたからですね」といってくださったそうです。彼女は亡くなった時に胸ポケットに入っていた血に染まった千円札を形見にもらっています。
私はこの本を読んで、李さんが日本で最愛の人と出会い、仲間と楽しく過ごし、旅行や登山を楽しみながら、素晴らしい青春を送っていたことに涙しました。
これをそのまま映画にしてくれていたら、どんなにかよかったことでしょう。
彼女は韓国にいる元カノはもう友達関係だと聞かされていたものの、彼の死後マスコミが空港に出迎えた元カノを恋人として大々的に紹介したため、パニックになってしまったそうです。
李さんの生活は彼女がいなかったら無かったも同然でした。彼女はそれほど尽くしていました。最愛の人を失い、自分の存在さえ無いものにされてしまいそうな状況に当時22歳の彼女は耐え切れず自殺未遂をはかりますが、友人達の本当のスヒョンさんを伝えられるのは貴方しかいないんだという言葉に励まされ、生きていく決意をしたそうです。
週刊誌によると、監督は李さんの恋人には連絡がつかなかったといってるようですが、この本すらまともに読んだかどうかも怪しいと思います。彼女のことは学校公認の仲で、当時赤門会のスタッフも彼女との生活を出さなかったら「上っ面の英雄になってしまう」「人間・李君が出てこない」といったほど重要な存在でした。
結局、彼女の存在が無視されたため、あまりにも李さんの人間的な描写が欠けすぎた結果となってしまいました。それだけでなく、監督は人の心を踏みにじることもやってのけました。
新規に設定した恋人は音楽をやっている女性。じつは元恋人は音楽仲間だったのです。いくら最後の恋人に連絡がつかないからって別れた恋人の設定を使うとは呆れてものもいえません。
関根さんのことにしてもそうですが、「取材許可がとれなかったから」を盾に、あまりにもいいようにしすぎていると思います。
タクシーの件も「警察の協力が得られなかったから」事実無根の轢き逃げに仕立てました。恋人の韓国人を日本人に変えただけじゃない、もっと酷いことをしているんです。
こんな映画が文部科学省推薦映画になってしまうなんて、日本を愛してくれた李さんや彼女に心から申し訳ないと思わずにいられません。
Posted by: 富江 | 2007.02.07 04:43 PM
>富江様
コメントありがとうございます。
また、この件についての情報もありがとうございます。
事件当時でさえ間違った報道がなされ、李秀賢さんについて誤った認識が横行してしまった。それなのに、その何年も後に作った"ノンフィクションまがい"の映画においても、事実をゆがめ続けている。
日本人としては関根さんの件にばかり注目しがちなのですが、「李秀賢さんの真実」さえも、回復不可能なほどにズタズタにされていることについて危惧を覚えます。
Posted by: KEI | 2007.02.11 10:23 AM
あのさあ、批判したいのはわかる
でも胸にしまっておきなよ
映画すべてを批判するなよ
私は映画を見て韓国の方に対してキモチが改めて変わったのは事実
でもこの映画に少なからず怒りも覚えたよ
観てから言わなきゃ
映画つくった人にも失礼だよ
Posted by: | 2009.10.24 01:55 AM
コメントありがとうございます。
映画を観ずに批判することはアリだと思います。
映画というのは「イメージ」をばらまく媒体であり、であるからには、その映画自体が発散する「イメージ」も批判の対象になりうるわけです。
ただ、映画を観ずに批判すると、僕のように「思い違い」「勘違い」を起こすこともあるので、その点については反省しております。
好き。: [映画]あなたを忘れない ~ 予想以上のヒドさでした
ちなみに、観てからも批判しておりますので、お暇がありましたらご覧頂けると嬉しいです。
Posted by: KEI(ブログ主) | 2009.10.24 02:25 PM