意外(?)にもBDがHD DVDを圧倒
ブルーレイがシェア9割超 次世代DVD年末年始商戦|IT|経済|Sankei WEB
次世代DVDの年末年始商戦は、ソニーや松下電器産業などが推進するブルーレイディスク(BD)方式の製品が、販売台数(対応ゲーム機、パソコンなどを除く)で国内シェアの9割以上を占め、東芝などのHD DVD方式を圧倒したことが10日、調査会社BCNの調べで分かった。
年末年始の次世代DVDの録画再生機と再生機の販売台数で、BD方式の製品が9割以上のシェアを獲得したのだそうです。まさに圧勝。
いちおう、僕は、ここ何年かはTVもPCもデジカメもソニー製ばかりを購入しているソニンの端くれではありますが、この圧勝は"意外"なカンジ(^^;)。
「BDシェア9割」のニュースの見出しを見た時は、パソコンやPS3も含めてだろうと思ったのですが、上の記事を読んで頂くと分かるように、それらを含めずにシェア9割なワケで。
あくまでも年末年始のみの現象なのか、今後もこの流れが続くのかは分かりませんが、ここまで差が出たことにはちょいど驚きました。
とわいえ、次世代機商戦でBDが圧勝と言っても、BDとHD DVDを合わせた販売台数自体が、市場の0.5%に過ぎないという現実のほうが重要なような気がしたりもしますが(^^;)。
BD録画再生機
HD DVD録画再生機
痛いニュース(ノ∀`):“さよならブラウン管” 3年後には、ブラウン管テレビが「ゼロ」に…薄型テレビは99・9%の予測
電子情報技術産業協会は7日、国内でのカラーテレビの販売台数に占める薄型テレビの割合が、2010年には99・9%になるとの需要予測をまとめた。3年後には「ブラウン管テレビの需要はなくなる」とみている。
「2010年度における販売台数」自体は、99.9%かもしれませんが、実際に運用されている台数でいえば、ブラウン管テレビの割合は無視できない割合でしょう。
「2011年にはアナログ放送を終了させる」という、ある意味"脅し"をかけて、ムリヤリ新規購入を煽ろうとしているかのような昨今の現状。上の次世代DVDの件についても、これと同じような構図が見えないこともないです。
3年後にはブラウン管テレビの需要は無くなる、という予測を発表した「電子情報技術産業協会」とやらの構成員を見てみましょうか。
(社)電子情報技術産業協会 JEITA / JEITAの役員
正副会長/専務理事/常務理事(以下のうち、※印は常勤役員)
会長 秋草 直之 富士通株式会社 代表取締役会長
筆頭副会長 町田 勝彦 シャープ株式会社 代表取締役社長
副会長 庄山 悦彦 株式会社 日立製作所 取締役 代表執行役 執行役会長
大坪 文雄 松下電器産業株式会社 代表取締役社長
野間口 有 三菱電機株式会社 取締役会長
佐々木 元 日本電気株式会社 代表取締役会長
中鉢 良治 ソニー株式会社 取締役 代表執行役社長
西田 厚聰 株式会社 東芝 代表執行役社長
内田 勲 横河電機株式会社 代表取締役社長
村田 泰隆 株式会社 村田製作所 代表取締役社長
専務理事 金子 和夫※ (元 国土庁長官官房審議官)
吹譯 正憲※ (元 通商産業省東北通商産業局長)
常務理事 小笠原 一晃※
このメンバーなら、上のような予測を出すのも当然。
ある意味…というより、まさに、自作自演。しかも、合法的な上に強力(^^;)。
リストの一番最後の小笠原一晃さんの肩書きが不明ですが、「電機・電子・情報通信産業経営者連盟」(略称「電経連」)の役員を務め、JEDIC(EDI推進協議会)の会長も務めておられることから、この分野に明るい役人か研究者、もしくは企業重役などだった方だろうと思われます。
どの業界でも、需要掘り起こしや研究のために色々な団体を立ち上げて活動するのは、当然のことではあるでしょう。
でもねぇ、いくら「予測」とはいえ、なんでもアリってぇんじゃ、「あるある」みたいな捏造と紙一重なんぢゃないかと感じたりもします。「業界団体」ではなく、「公的団体」の皮をかぶっているあたりも巧妙というか何といふか…。
追記:
家電・PCの処分にお金が必要になっちゃってたり、中古家電販売に規制がかけられちゃってる現状。ふと思いついたのが、新製品を買わせたい業界事情。
いえ、もちろん、これは、たんなる雑談としての陰謀論ですよ(爆)。
おそらく3年後には、大型ブラウン管テレビが中古市場に氾濫していることでしょう。
30インチを超える大画面ブラウン管テレビが、たとえば2万円とかで手に入っちゃう状況になりかねないワケで。
デジタル放送に未対応でも少なくとも2011年までは問題無いですし、レンタルビデオを観たり、ゲームをするにもほぼ支障無し。
また、テレビの買い替えが進まなければ、地上波デジタルの普及もままならず、お役人の顔も立たない。加えて、地上波デジタル放送に対応する機器やコンテンツの販売も振るわない結果に…。
ただし、そんな状況を生み出さないために、今現在も色々と規制がかかってきているかもなぁ…とか思ったり思わなかったりするワケで。
税金で地上波デジタル放送用のチューナーとか、地上波対応テレビそのものが配られたり、ってのも無いとは言い切れないだろうなぁ(^^;)。
そんな僕は、HDMI端子が無かった頃に50インチのプラズマテレビを購入した勝ち…ぢゃないな、むしろ負け組か(^^;)。
いいさいいさ。次に買うときは100インチを超えるヤツを買うから。
てゆうか、部屋の中に置くスペースはあるけど、運び込むのが不可能臭い…。
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●HDMI端子3系統装備(1080p入力対応、1系統は前面)
●本体重量:約322kg(スタンド含む)
●横幅:2414mm
●高さ:1748mm
●奥行:871mm
●電源:AC200V(50/60Hz)
●消費電力:1450W
大きさよりも、むしろ、300kgを超える重量がネックかもでスな(^^;)。
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Comments
>税金で地上波デジタル放送用のチューナーとか、地上波対応テレビそのものが配られたり、ってのも無いとは言い切れないだろうなぁ(^^;)。
ビンゴ!
これ、KEIさんのご想像通りですよ。さすがにテレビ配布はありえませんが、チューナーは配布予定です。
なぜか。「テレビ放送事業が斜陽産業になりつつあるから」
地上波移行をきっかけに、急激に衰退する恐れがある為。
私は、職業に貴賎なしという言葉を信じて来ましたが、広告媒体には卑しさが付随するもののようです。
ジャーナリズムが広告に支えられるなんてこと有り得るのかしら?
放送事業が既得権益に成り下がった現在、マスコミが国民から信頼を得るのは難しいですね。(ちなみに、郵政公社の駐車違反免除と同じ特権をマスコミも持っています)
Posted by: モモたん | 2007.02.26 07:13 PM
>モモたん様
コメントありがとうございます。
>チューナーは配布予定です。
おそらく、「2011年アナログ放送終了」というハナシが出た時、大多数の人が「それはムリ」と思ったことでしょうね(^^;)。そんなに急にデジタル放送受像機が普及するわけないですもん。
劇薬(税金)でも使えばハナシは別だろうと、これまた多くの人が予想したことでしょうけど…まさか、現実のことになりそうだとわ(汗)。
でも、チューナーだけ配っても録画が不便(できない?)だから、どちらにせよテレビ番組の価値は下がりますよねぇ。
Posted by: KEI | 2007.03.14 08:20 PM