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2007.04.30

バベル|観終わった後の余韻が味わい深し

映画「BABEL バベル」を観てきました~。

思った以上に菊地凛子比率が高かったです。

日本・モロッコ・メキシコが映画の舞台。そこで繰り広げられるのは4つの家族の物語。
それぞれがそれぞれに主役でもあり脇役でもあるカンジなのですが、日本人的には、やっぱ菊地凛子の登場パートに注目してしまいがち(笑)。

目力の強さと凛々しさ、それと同時に発現される幼さ。耳が聞こえない女子高生"Chieko"は、ある意味、この映画の象徴といえるでしょう。

ストーリー自体は、ある意味"投げっぱなし"(爆)。いちおうはそれぞれの物語に、それぞの結末が訪れるのですが、エンタメ系映画を見慣れたヌルい映画ファン(僕のことです^^;)にとっては、もう一声欲しかった終わり方でした。
この映画を観終わった後の余韻には素晴らしいモノがありますが、同時に物足りなさも感じました。

なんとゆーか、メキシコパート以外は、あまりにも形通りのフツーなおハナシだったという印象なんですよね~(^^;)。うまい演出と演技と舞台設定でいいカンジに仕上がってはいるんですけど、どうも軽いというか空々しいといふか。

まぁ、そんなフツーなおハナシを特異な雰囲気に変えていたのが菊地凛子様だったりもします。

ただ…

ガイジン監督からは菊地凛子嬢は十分女子高生に見えたのでしょうが、僕的には、ややムリがあったようにも見えなくもなかったです。撮影時の年齢は25歳(^^;)?

ま、まぁ、ホラー映画「キャリー」のシシー・スペイセクも26歳だか27歳で女子高生役を演じていて、僕もそれを何の違和感もなく観ていたので、ここらへんはツッコミ無用の部分ではあるんですけど(^_^;)。

そうそう、映画的には、一人も悪人は登場しないのに、皆が苦しみを抱えてしまうというのがポイントでしょうか。
でも、それぞれに過ちは犯していたり。そこからの再生もテーマだったでしょうかね。

そういえば、ブラッド・ピットも良かったです。かっこいいエンターテイメント系俳優ってだけじゃなく、今作のブラピは、往年のハリソン・フォードを思わせる(ん? ビミョウ?^^;)味わい深い顔を見せてくれます。

(cache) 「バベル」鑑賞し体調不良映像点滅で7人吐き気など 徳島新聞社 

映画館によっては、菊地凛子さんがクラブで踊る場面で気分が悪くなった人が出たりしているようです。
気をつけてもどうにもならないことではあるでしょうけど、まぁ、疲れていたり寝不足だったりする時には別の映画を観るなどするとヨイのではないでしょうか。

僕は「ブレアウィッチ・プロジェクト」を最前列で観て、やや気分が悪くなったことがありますが、まぁ、演出上仕方のない部分ではありますかね(^^;)。
映像表現に制限が増えるのもどうかと思うので、ピカピカのドギつい場面を上映しても気分が悪くなる人が出ないような技術が早く開発されるよう希望しますぅ。


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