好き。

1. 「犯行」に至る背景として、ブログの更新のことがあった。
2. ブログ更新はAAAメンバーに課せられた「仕事」であり、その「ネタ」の選定には所属会社側が関わっていた。当然、AAAのイメージアップやプロモーションを考慮に入れて編集などが行われていた。
3. 各メンバーは義務のようにボルチモアでのことをブログに書く。伊藤千晃さんも何か書かねばならないが、ありきたりではつまらない。何か「ネタ」が必要。
4. スタッフからか伊藤千晃さん本人からかは想像もつかないが、「ラクガキがたくさんされている場所がある。そこに行ってAAA来訪の祈念としてラクガキを残そう。そして、それをネタにしよう」という提案がなされた。もしくは、ラクガキのたくさんされている場所にたまたま行った際、ここで自分達もラクガキをして「ネタ」にしようということになった。
5. ラクガキ決行。
6. 所属事務所側もブログのネタとして、ラクガキを承認。晴れて公開

　ムリヤリ伊藤千晃さんを擁護しようと挑戦(^^;)。
　伊藤千晃さん個人の暴走ではなく、会社ぐるみの「犯行」だった、とゆーのはどうでしょう。

　しかし、擁護できない部分もあります。たとえ会社側に命令されようとも、法令やモラルに反する行為を行ってはならないワケで。
　その意味でいえば、ミートホープで偽装を実行していた社員や、フィリピンのセブ島で無許可でアダルトビデオの撮影をして逮捕されたAV女優一行、公職選挙法違反で逮捕された議員秘書らとなんら変わりがありません。
　伊藤千晃さん本人はラクガキには関与しておらず、ブログ記事が伊藤千晃さん名義で発表されただけに過ぎない可能性もあることはあるでしょう。しかし、それも基本的には同じことです。

　うやむやで終わらせるのもヒトツの手段ではあるでしょう。

　ですが、これをうやむやにしたまま終わらせると、いずれ同じような事件がまた起きることでしょう。同じような事件ならまだしも、禁止薬物で逮捕されたりするやつが出てくるかもしれません（苦笑）。

　タレントの影響はそのタレントのファンにだけ起こるものでもありません。ファンとは別の年代にも起こるでしょうし、タレントや、その周辺の人間にも影響をおよぼします。
「芸能人」「音楽業界の人間」というとすごく特別なカンジにも思いますが、たとえば、東大には約3万人の学生が在籍しているように、芸能人やその関連業者の人間は意外なほど数多く存在しているでしょう。あと一歩で芸能人な人なども含めれば、膨大な数になるでしょう。それらの人々に法令遵守＆モラル遵守の気概が無くなっていくのは、"彼ら"にとっても、"僕ら"にとっても不利益なことだと思います。

　エイベックスが"飼っている"タレントやタレントの卵たちには、まだ10代の人間も数多くいるでしょう。彼らに法令やモラルの遵守を教えない、むしろ破らせるように仕向けているのだとしたら、エイベックスの企業姿勢は批判されてしかるべきです。タレントやタレントの卵の多くは、やがては一般ピーポーの中に戻って行かざるをえないハズです。社会不適合の人間をクリエイトして使い捨てるのが主な業務じゃありませんよね？

　当たり前のことを当たり前にやってちゃ、くりえいちぶな仕事はできない？
　クリエイティブな仕事してんだから、法令やモラルなんてチマチマ守ってられねぇ？

　それならそのポリシーを公表して下さい。

　キワモノやらギャングとしてカミングアウトし、クリエイティブな仕事をしている人はいくらでもいます。エイベックスも彼らの仲間入りをするべきです。「社会や文化に貢献する優良な企業」などという偽装はしないで下さい。

落書き落としスプレー　グラフィティ・バスター　

参考：
AAAメンバー伊藤千晃の落書きのまとめ - 削除されたスネーク氏のまとめページ（魚拓）

　参考までに、スプレーでの落書きでの逮捕、ってのを検索してみました。AAAというキーワードを除外した上での検索です。

スプレー 落書き 逮捕 -AAA - Google 検索

　公共物だと逮捕、実刑判決もあるようですね。

斬る！　ペンキやスプレーを持参してまで落書きをしたいか　山の落書き　

　山の岩に黄色いスプレーで同じ女性の名前が落書きされていた。本人が登山記念のつもりか、もしくは誰かが本人へのいやがらせのために、わざわざスプレーを持参して書いたものと思われる。ネットでこの女性の名前を検索すると、ほかの山でも同様の落書きがあることが判明。この落書き犯はほかの山でも同じことを繰り返していたと思われる。自分が山の景観をぶち壊していることに頭をかすめもしない鈍感ぶり。まぁ、どんな人物か知りようもないし知りたいとも思わないが、おおよそ見当がつくよ。

　山を大切に！