会場面積と参加人数の目安
沖縄11万人集会の会場面積のハナシとか見ていて、気になったのが、「会場面積」と「参加人数」の関係です。大雑把に「○○平方メートルの会場が満員ならウン万人」みたいな目安があれば、なにかと便利だなぁと思ったり思ったり思ったり。
注:
・1ha(ヘクタール)=10,000平方メートル
・1平方メートルあたり何人いた計算になるかを記載してまふ。
・各イベントの実情の差は脳内変換しつつファジー(死語)にくらべてみて下さい。
(通路・機材・ステージ等の配置、座席有無などなど)。
【1.0人/平方メートル】(18.5haあたり200,000人)
1999年 GLAYコンサート 幕張メッセ大駐車場
【0.8人/平方メートル】(13haあたり100,000人)
2004年 GLAY EXPO USJ第一駐車場
【0.8人/平方メートル】(0.6haあたり5,000人)
2007年 総連系大会 日比谷公会堂大音楽堂
【1.5人/平方メートル】(2.6haあたり40,000人)
2007年 EXILEコンサート 東京ビッグサイト東ホール(3区画使用?)
【1.6人/平方メートル】(2.5haあたり40,000人)
2007年 うたの日カーニバル 宜野湾市海浜公園多目的広場
【1.2人/平方メートル】(2.5haあたり35,000人)
2006年 県民大会 宜野湾市海浜公園多目的広場
【4.4人/平方メートル】(2.5haあたり110,000人)
2007年 県民大会 宜野湾市海浜公園多目的広場
参考:
【1.3人/平方メートル】(0.023haあたり310席)
宗次ホール(愛知県名古屋市)
【1.4人/平方メートル】(0.058haあたり800席)
紀尾井ホール(東京都千代田区)
注:
・2006年の沖縄県民大会参加人数については、6000人程度だったのではないかという指摘が日経に掲載されています。
・2007年のうたの日カーニバル参加人数については、スポーツ報知が「沖縄で見た3万人は、普段の“3万人”より明らかに多かった」と書いている。(オリコンのサイトでは4万人が集まったと記している)
・コンサートなどでも参加人数は「主催者発表」でしょうが、チケットの販売枚数などからそれなりに正確な数字を把握できるワケなので(税務署への利益申告のためにも必要かも)、"それなりに"信頼できると仮定。これが虚偽発表だとすると、"商品"偽装と同じような意味合いになってしまうと思います。アイドルもあーちすとも、ある意味虚像を売る商売ですが、「20万人動員 伝説のライブ!」とゆー触れ込みでDVDを販売して、もしそれが2万人しか動員していないと判明したら、問題ないとはいえませんよね。
・また、ライブの動員人数の捏造が横行することを許すのは、警備会社などにとっても諸刃の剣。「弊社は○万人ライブの警備を担当した実績があります」とゆー宣伝文句として使える反面、それを信じて依頼してきたお客様の信頼を裏切ることにもなりますから。
・座席があると収容人数が少なくなるという意見もあるようですが、スペースをムラなく整然と使えるせいか、1平方メートルあたり1人以上を収容できるようです。
・あくまで大雑把な推計なので、倍や半分くらいの誤差は許容範囲です(爆)。
結論:
サンプルが少なくてアレですが(サンプルとなるソース求む!)、「1平方メートルあたり1人」(または1人強)というのが、イベントの「参加人数」と「会場面積」を相互変換するヒトツの目安になりそうです。
逆からゆーと、なにがしかの盛況な「イベント」が行われ、その1平方メートルあたりの人数が「2人」を越えたら、マユツバで見る目安にもなるとゆーカンジです。
今回の沖縄の大会は、「1平方メートルあたり4.4人」だったそうですから、その"盛況ぶり"が相当なモノだったことは明らかでつね。
追記:
好き。: 仲井眞沖縄県知事「15万人、いや、20万人いたかも」
ちなみに、仲井眞タンの「20万人」説を信じるならば、「1平方メートルあたり8.0人」となりまつ。
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