映画「ローグ・アサシン」~地味な"ドリームキャスト"~
キャスト自体は地味ながら夢の顔合わせってカンジだったんですけどね~。
ジェット・リーことリー・リン・チェイと「トランスポーター」のジェイスン・ステイサムがダブル主演。
脇を固めるのはジョン・ローン&石橋凌、そしてケイン・コスギ(笑)。
そして、個人的にこの映画でもっとも期待していたのが、デヴォン青木!
結果的には、上記のキャストで期待にたがわぬ活躍を見せたのは、ステイサムくらいのもの。「あ、骨だった」って、ちょwww
期待しまくりだったデヴォン青木は、前半で「サラダが食べたいわ」と無意味に濃いキャラづけをほどこされた後は放置プレイ。
リー御大は、なんか「SPIRIT」を最後に武術映画を卒業したらしく、この作品では雰囲気をかもし出すだけの芳香剤のような存在。
そのほか、サブキャラにも無意味に特徴づけしたり、ストーリーをムリヤリ捻じ曲げてみたり、どうにも不完全燃焼感を加速させる仕掛けが満載。
さらには、日本人にとっては、いわゆる"国辱映画"でもあります。ヘンな日本語が飛び交い、キチガイヤクザがわけわかんない日本料理店(?)で一献傾ける。
まぁ、ここらへんのミョーなジャパネスクは、この映画のお楽しみポイントでもあるんですが(爆)。(前述の「あ、骨だった」みたいなトコロ)
それはそれとして、パンフでは、デヴォン青木タンは「日本語がんばったよ」とか言ってるみたいなのですが…あれって別人の吹き替えですよねぇ(^^;)?(違ってたらゴメンなさい)
ついでにパンフのデヴォン青木タンのコメントが面白かったので引用しときます。
脚本を読んだ時、私がアクションをそれほどやらなくていい役だということにとてもエキサイトしたの。(中略)「グレイト! トレーニングしなくてもいいのね。イエス!!」って感じで喜んじゃった(笑)。
(*´∀`)モエー
ま、それはともかく、リー・リンチェイには、グダグダ言わずに武術の世界に戻ってきてほすぃです。
ハリウッドじゃなくてもいいじゃない。人間だもの。
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