「台湾島」表記、深く静かに浸透中?
「「台湾島」表記問題 パズルやビーチボールも」話題!‐教育ニュース:イザ!
「台湾島」表記問題ですが、探せばぼろぼろと出てきそうなカンジですね(^^;)。
学習教材大手「学研」の全額出資子会社「学研トイズ」が販売していた音声ガイド付き地球儀「スマートグローブ」、玩具大手「タカラトミー」の地球儀だけではなかったワケで。
ジグソーパズルなどの老舗「やのまん」の「3Dジグソーパズル地球儀」と、東京都内の輸入地図販売店の地球儀型ビーチボールでも、「台湾島」表記がなされていたそうです。
やのまんでは、「台湾島」と表記された部分のピースの交換に応じ、今後の製造分に関しては「台湾」表記に改めるとのこと。
ビーチボールのほうは、約20年前から販売していたものの、販売中止を決めたそうです。
「「中国の法律遵守すべき」台湾表記問題で中国外務省」世界から‐中国・台湾ニュース:イザ!
その是非はともかくとして、中国の法律で決まっているのだとすれば、中国で製造する以上は「台湾島」表記は仕方のないことだと思います。
よーするに中国で作らせたほうが悪い、と。
コスト面などで致し方の無い面があったのでしょうが、こーゆーのも食品偽装なんかと同じよーな、「バレなきゃいいだよ」「仕方ないんだよ」的なノリがあったんじゃないでしょうか。
「「台湾島」地球儀の「学研トイズ」、6月で解散」話題!‐話のタネニュース:イザ!
ホームページには、「著しく配慮を欠く地球儀『スマートグローブ』を製作・販売した件につき、極めて重大な事態と受け止め、子会社「学研トイズ」の解散を決定致しました」とは書いてありますね。なんか、あまりにも手際が良すぎるので、もともと解散の方向で決まってたんじゃないかとか思ってしまいますが。
友好だの経済交流が深まるのもいいですが、戦争だけが相手の国を屈服させる手段でないっつーことを肝に銘じといたほうがええんでしょうね(^_^;)。
「学研トイズ」などが販売していた地球儀で台湾の表記を「台湾島」と表記 販売中止
このような表記がされたことについて、タカラトミーの安全・環境統括室の菅原 進室長は「中国系の企業から企画・提案されまして、わたしどもと共同開発してきた製品です。中国の見解による表示をしないと、中国で生産できなかったと」と語った。 また、学研トイズは「中国で、地図や地球儀を作る場合、中国の基準に沿った地図となる決まりがあり、この基準にあわないものは輸出できないことになっています」と、コメントした。
ぼやきくっくりさんのところで指摘されていることですが、タカラトミーも学研も、なかば…というか、完全に中国と共犯と言ってもええんでわないですかね。
中国で製造したら「台湾島」表記になることを分かっててやったワケで。
今回の問題だって、もうたっぷりと売りさばいた後のハナシだったり。「台湾島」表記どころか、台湾をクリックすると、「中華人民共和国」と音声案内してくれるというありがたい仕様。もう至れり尽せり(笑)。
マニアルシフトブログ: なぜ自社で手直ししないのか?(学研の地球儀から台湾が消えた? 中国が圧力「島」に変更)
中国が何を言って、何を指示したなどは関係ない。生産国の選定を含めて、製品を企画する企業の責任がどうなっているかである。
たしかに、一番根っこのところを見ると、企業の責任・体質の面の問題になってきますね。その製品が販売にいたるまでの間に、いくらでも方向修正する機会はあったハズですから。
ぼやきくっくり | 「2008年こうなる宣言」青山氏が中国と北朝鮮を斬る
「2008年 中国は沖縄領有を狙ってくる!」なんてハナシ、現実にならないといいですね~(^^;)。
でも、絶対ないとは言い切れないのが中華帝国クオリティw
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 外国人技能実習生についてツイートにはデマも多いのかも?(2022.06.13)
- 広島80万人検査への風当たりの強さ PCR検査(2021.01.28)
- 中曽根氏合同葬儀に合わせ弔旗・反旗を掲揚する国立大学はどこ?(2020.10.17)
- 「柏原発」とは(2018.09.10)
- 矛盾なのかどうなのか(2017.08.12)
The comments to this entry are closed.
Comments