サンフレ駒野移籍ケッテイ(T_T)。
サンフレッチェ広島のJ2降格決定後、去就が注目されていた駒野友一。
柏木の残留の報を聞いて少し一息ついていましたが、今日、駒野の移籍決定のニュースを見てしまいました~(T_T)。
サッカー選手の寿命は短い。
選手としてのキャリアを積むためにもトップのリーグで戦うべき。
貪欲に上のレベルを狙うべき。
そんな正論は飽き飽きですぅ><
たしかに、海外では、下部リーグの選手は上のチームを目指したり、チームも移籍金などを目当てに"売れる"選手を育てるのに積極的です。
ですが、僕はそれは日本にはなじみにくいシステムだと思うのです。
Jリーグが始まって十ウン年。
totoも期待はずれ(期待が大きすぎと思いますが^^;)、そして肝心のJリーグや、その選手達の人気もプロ野球にくらべて地味としか言いようがない現状。
野球少年に拮抗するほどのサッカー少年がいて、試合時間も決まっていてテレビ放映もしやすい。それなのに、テレビではプロ野球の後塵を拝するばかり(スポンサー偏重のプロ野球とくらべても仕方ないにせよ)。
何かが間違っているのではないですか?
サンフレッチェ広島という地方球団のファンとして、個人的思い入れバリバリで言わせてもらうならば、「チーム愛」の不足です(選手にしろファンにしろ)。
自分達の好きなチームの試合を観れば、好きな選手が戦っている姿を見られる。それが、そのチームを好きな理由であり、そのチームの試合を観る理由です。
ここらへん、多少偏っててもいいと思うのですよ。好きなチームの試合以外は観ない。そんな偏ったファンが増えてもいいんでわないかと。
サッカーは基本的にポジションごとに選手が固定されており、野球のように代打がいたり、主力ピッチャーが何人もいたり、といったスポーツではありません。チーム事情によって、実力があっても試合に出られない選手の移籍まで根本から否定する気はありません。
それでも、チームでスタメンを取れている選手が、"より上のレベルを目指して"移籍することを、あえて否定させてもらいます。
「プロとしての当然の権利だ」というのは正論ですが、それを正論として認めているうちは、Jリーグは発展どころか衰退に向かうことでしょう(まあ百年後を見据えて…みたいなスパンで考えるとなると僕には想像も出来ませんが)。
駒野の場合、彼はサンフレッチェ広島の主力選手でしたから、J2落ちの主犯ともいえます。ただ、彼自身のプレー内容を見てみれば、不憫な面もあります。
サンフレッチェが負けた試合であっても、駒野個人のプレーは光っていました。そして、たとえ上位のチームを相手にした試合であっても、抜きん出た能力を発揮していました。J2落ちの責任を問うのは酷だともいえます。
それでも…いや、だからこそ、彼には残留して欲しかった。心が狭いと言われても仕方ありませんが(てゆうか狭いと思いますがw)、正直、泥をかけて出て行かれた気分です。
サンフレッチェの佐藤寿人はJ2落ちの責任感から広島への残留を選んだようです。それはそれで尊い決断だと思います。
ですが、代表よりも大きな視点…日本のサッカー界の発展という目で見た場合、「チーム愛」という視点から、チームにとどまり続けてくれる選手が増えるのも面白いのではないかと思う次第です。
サッカー選手としての駒野友一の今後の活躍は願っています。しかし、駒野が出ているからといって、その試合を観ることはありませんし、たとえワールドカップの試合でも興味はありません。
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