日本の食料危機をイオンが招くやも?
NEWS@nifty:イオンが中国・アジアの出店強化、3年間で1600億円投資(ロイター)
2009年2月期以降、国内での出店を抑制し、中国・アジアへシフトする。中国・アジア向けには、3年間で1600億円を投資し、2011年2月末には190店体制を目指す。
グローバル市場の中、日本が食料を買い負けしている中、イオンは軸足を海外へ移すとかなんとか言ってるようでふ。
成長の糧を求めて努力するのはいいんですけど、日本オワタなんてことにならないよう、工夫をしてもらいたいものれす。
成長路線を維持するためには、「品質」や「価格」もそうですが、なによりも「量」を確保せねばなりません。
日本国内で色々な食品が値上がりしているのも、日本国内で売るための「量」を確保するためという面もあると思います。
しかし、日本の大企業は、成長路線を維持するために海外へ「量」を売る方向へシフト中。
原料供給メーカーや商社などにそのような動きが顕著なワケですが、何年も前から海外へ出店している小売大手も多々あるワケで。
日本国内で食品が高騰する中、日本企業が海外に作った工場やら養殖場で作られた食料でさえ、海外へ優先的に売られているのが現状。
海外での成功もヒトツの勝利ではありますが、海外で売るために日本国内での供給量を減らすとなれば、もはや本末転倒。あなた方はどこの国の企業なのかしらと小一時間。
仮に海外での売り上げが日本の十倍になれば、日本国内への食料供給を断つことさえイオンの中で論議されちゃったりするんでしょう。
なんかね、数十年後、日本人はいったい何を食べているんだろうか…いや、食べるものがあるんだろうか?と想像したらちょいブルー。
日本では毎年2000万トンの残飯が出て捨てられているそうですが、そこらへんも何とかできないものかと。
(もつろんミートホープやらかつての赤福のようなことをやられちゃたまりませんが(^^;))
たとえば、イオンはどーだか知りませんが、スーパーなどの例を考えてみましょう。
野菜売り場で少ししおれてきた野菜があれば惣菜売り場で天ぷらにする。前日「お刺身用」として売っていた魚を翌日に煮付け用として売る。売れ残った食パンを翌日ラスクなどに加工して売る。
こういった行為を、自粛して、ぜ~んぶ捨てるように"改善"した店はいっぱいあるワケですよ。原料高で値上げが相次ぐ中でッスよ。
なんかおかしくね?というハナシ。
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 高田サンコ『めし婚』に登場するお店(2019.04.12)
- 楽天市場で「きさく」の汁なし担担麺を買ってみました♪(2008.09.09)
- 定番化なるか!? マクドの「シナモンメルツ」(2008.08.30)
- 天洋食品ギョーザ 中国国内でメタミドホス中毒を引き起こしていた(2008.08.06)
- 環境保護団体グリーンピースが窃盗して開き直り?(2008.05.15)
The comments to this entry are closed.
Comments