J2チームが優勝したっていいじゃない。サッカーだもの
3月1日21:35時点魚拓
(cache) 警告続出、審判の笛で波紋=ゼロックス杯サッカー(時事通信) - Yahoo!ニュース
鬼武健二チェアマンは「審判は反省しているはず。リーグ開幕までに準備をやり直してほしい。こういう試合でJ2が優勝したのは、いいことではない」と話した。
ああ、うん。いや、分かってますよ。鬼武チェアマンが言いたいのは、たんに「J1のチームが負けるなんて不甲斐ない」っつーことだってのは。
天皇杯で学生のチームが優勝したら、Jリーグのチームに対する鼓舞の言葉として、「天皇杯で学生チームが優勝するのはいいことではない」、つまり、「Jチームはもっとがんがれ」っつーコトバが出てきても、まあ妥当かなと思いますし。
3月2日09:03時点魚拓
(cache) 警告続出、審判の笛で波紋=ゼロックス杯サッカー(時事通信) - Yahoo!ニュース
鬼武健二チェアマンは「審判は反省しているはず。リーグ開幕までに準備をやり直してほしい」と話した。
とはいえ、翌日には「こういう試合でJ2が優勝したのは、いいことではない」という部分が削られているのはどういうこっちゃか。
誤解を与えかねない表現だったと認めてるワケですよね。穏やかならざる発言であったと。
それはそれとして、僕自身はサンフレッチェファンなので、以下の部分のほうが問題かなとか思ったり。
PK戦にまでもつれたゼロックス・スーパーカップで、試合中に2人、試合終了後に1人が退場を命じられ、両チームで計9人が警告を受けた。PK戦でもやり直しがあるなど、審判の笛が勝負の行方を大きく左右した。
つい先日、「中東の笛」みたいなモンが話題になったせいで、なんか、「笛のおかげで広島が勝っちゃいました☆」みたいな印象を与える表現になっちゃってるワケなんすよ。
審判の笛についてマスコミが書くことも日本サッカーのレベルアップのために必要なことでしょうし、カード大盤振る舞いの荒れる試合ってのも必ずあるワケっすよ。
でもね~、最近盛り上がった話題にかこつけて世論をいたずらに騒がせるような記事を書くのもどうなのかと。そのほうがマスコミ的には好都合なんでしょうけど。
そういう記事を書くと、「疑惑の試合だ!」みたいな論調が巻き起こってくることもありうるワケで。
個別のジャッジ自体は妥当だったけど、全体として見た場合、レフェリングに改善の余地がある。
僕は試合を観ていないのですが、いくつかニュースサイトや個人ブログを見て回った限りでは、そういう評価が妥当なように感じられました。
僕はトラブルの多い審判ってゆーぐらいのぼんやりした認識しかありませんでしたが、この試合の主審を務めた家本さんはサッカーファンには有名みたいですね(^^;)。
杓子定規にカードを出すだけでなく、うまく試合をコントロールする術を身に着けるべきだという論調に賛成でふ。
どうでもいいですが、広島県福山市出身なんですね(^^;)。怒った鹿島サポはそのあたりのことも知ってたのやも(^^;;)。
鹿島サポに溜飲を下げてもらうために、サンフレッチェ広島の地元紙「中国新聞」の記事を引用しておきます。
中国新聞 サンフレ情報 新生サンフレV ゼロックス杯サッカー
警告は計11枚。3人の退場者を出す大荒れの試合。それでも王者の鹿島は強かった。広島のシュートはわずか5本に抑えられ、力の差は歴然。応援席はため息ばかりが漏れた。それが、最後の10分間とPK戦だけ、幸運が広島へ舞い降りた。
「力の差は歴然」。これは広島サポも含め、疑う人なぞいやしません。
幸運を引き寄せて勝っただけ。でも、その「幸運を引き寄せる努力」は評価して欲しいっつーのが広島ファンの心情でふ。
10試合やれば、広島が9試合負けるかもしれません。でも、"この1試合"に勝ったということ。それだけは認めて欲しいれす。
なんせ、サンフレッチェ広島にとっては、「14年ぶりのタイトル」なんです。生暖かく見守って頂けると幸いです。
…今年はJ2での過酷な戦いも待っていますし(汗)。
広島在住の方、広島近郊の方、旅行で訪れた方、ぜひサンフレッチェ広島の試合を観に来てください。
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