気をつけよう あまい言葉と暗い道
新聞に載った関係者のコメントを読むと、「安全教育を徹底して行う」となっており、危ない人にはついていかないという教えは、危ない人について行った被害者が悪いということになってしまうので、ますます生徒を追い詰めていくことになる、と述べ、学校教育が生徒の立場に立っていないことへの懸念を示しました。
少女を傷つけるからといって子供たちへの安全教育を否定するのは、なんだか、本末転倒なカンジもします。
まあ、この発言をされた安里英子さんは沖縄の市民団体の方だそうなので、沖縄県民に対して言いにくいこともあるのでしょう。
だから、僕が言っておきましょう。
気をつけよう あまい言葉と暗い道
これに類する標語ってのは、全国各地で何十年も前から広められていると思います。
少女を傷つけるからって、この標語を撤去するべきでしょうか?
今は塾通いしてる子だって多いし、共働き世帯も多い。それに、夜八時くらいなら「暗い道」と呼ぶほどじゃない
そんなカンジのご意見をお持ちの方も多いとは思います。
…でもね、そんな世の中だからこそ、頑固なバカおやじがいてもいいんじゃないかと。
門限は夕方6時!
なに、塾で遅くなる? なら迎えに行ってやる。
え? お父さんが来ると恥ずかしい? 何が恥ずかしいんだ!?
…いや、まぢウザいですけど、今の日本の治安向上に必要なのは、そーゆー人材なのではないかと。
インターネットで被害者が悪いといっているのを見て怒りを感じました。この問題についての全国紙の扱いは小さかった。基地問題が沖縄問題に矮小化しており、なぜ自分の問題、自分の家族の問題として考えることができないのか。県連の政治スクールでこの問題を取り上げたとき、被害者の落度とするのかおかしいというと、参加者の中からすぐに「異議あり。親の躾が悪い」という声がありました。残念なことですが、一部の男性の中にはこの問題を共有できない人たちがいることは事実です。
こちらは、参議院議員の神本美恵子さんの発言。
たしかに、被害者の気持ちを理解したり、問題を共有することのできない男性もいるだろうとは思います。
ですが、特定の少女を責めるために「被害者に落ち度がある」と言ってる人ばかりじゃないことを、神本美恵子さんに理解して欲しいものです。
沖縄では、未成年の深夜の徘徊や飲酒が問題になっているというハナシも目にします。
何か事件が起これば、その原因は米軍や日本政府にだけあるのでしょうか?
僕は、日本の大人達にも少なからず責任があると思いますよ。
・子供はバカである
・子供の行動の形成には、周囲の大人の影響が大
こういったコトを踏まえれば、「米軍がいなくなった薔薇色の未来」が来るまでにやっておくべき対策は、抗議活動以外にも色々とあることが分かるハズです。
当サイト内関連エントリ:好き。 沖縄 未成年 夜遊び 飲酒
2008/3/22追記:
気をつけよう あまい言葉と暗い道
これは、なにも子どもにだけ向けられた標語ではないですね。
大人だって「あまい言葉」と「暗い道」には気をつけなくてはならないワケで。
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