訃報:アーサー・C・クラーク
ときおり、人類にとって損失と呼べるような訃報が飛び込んでくる。
それは、アメリカ大統領の死でも、日本の総理大臣の死などでもない。
「アーサー・C・クラークの死」なんて出来事は、まさにそういう損失だと思いまふ。
科学が未知の領域を切り拓いてきたというより、人間の想像力・妄想力みたいなモノが、科学の進むべき道をすでに切り拓いていたとも言えるわけで。
その意味において、クラークの死は、人類の進歩を阻む出来事であるとも言えるんじゃないかとか思ったり。
僕自身は彼の著作のいくつかを読んだに過ぎないので、ファンとも呼べない中途半端な立ち位置ですが、それでも訃報を目にした時に、人類の歴史にぽっかりと穴が開いたかのような空虚な思いを味わいました。
もしかしたらクラーク自身はそうは望まないのかもしれませんが、彼の作品群が、彼を永遠の存在として位置付けてくれるかもしれません。
一番最近読んだ中では、僕は「宇宙のランデブー」が印象に残ってますね。2以降は別の作家との共著みたいな形になってますが、1の投げっぱなし感は最高でした。
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