職業差別?「まるでサファリパーク」
沖縄県民大会/「米軍から子ども守れ」/反基地のたたかい 新段階に/県民総意は日米関係の根本的再検討/赤嶺政賢衆院議員にきく
ヨーロッパに比べ、日本の駐留米軍は凶悪犯罪が多すぎます。沖縄の海兵隊、横須賀の空母打撃群と“殴り込み部隊”を受け入れているからです。実動部隊が街をうろうろしていることは、「まるでサファリパークだ」と基地の町の町長が叫びました。
「基地の町の町長」というのがドコのどなただか知りませんが、赤嶺政賢衆院議員(日本共産党)も同じ見解のようで、日本に駐留する米兵を「殴り込み部隊」と呼んで蔑んでいらっしゃいます。
この「殴り込み部隊」という呼び方には、人によって色々な使い方があると思いますが、赤嶺議員は「法を遵守しない荒くれもの」(死語?)というような意味で使っているのだと思われます。もしかしたら違うのかもしれませんが、少なくとも僕はそう受け取りました。
そんでもって、猛獣=米軍で、我々日本人が丸腰でその中に放り込まれている状態を想定して「サファリパーク」と言っている文章なのだと僕は解釈しました。
僕の勘違いだといいのですが、だとするとなんでしょうね。日本人=猛獣? これだと意味が通じないような。うーみゅ。
ともかく、「実動部隊が街をうろうろ」という表現からも、赤嶺政賢衆院議員(日本共産党)が在日米軍にいい印象を持っていないことは間違いないと思われます。
でもね、もうちょい軍人を敬ってあげてヨイようにも思うのですよ。
文字通り、"命がけ"の職業。しかも、いざ任務となれば最前線に立つ「殴り込み部隊」なのです。犯罪は擁護しませんが、「殴り込み部隊」に対して一定の敬意の念は持ちたいものです。
赤嶺議員が言っていることをもう少し僕流に好意的に解釈するならば…日本人は「日本の法律」というオリとクサリに閉じ込められた動物だが、在日米軍にはそのオリもクサリも無い…という意味で「サファリパーク」なのかな、ってカンジ。
要約すると、日本人はクサリにつながれた獣、米軍は野放しの獣、と。
もちろん、「適正」な軍隊の「あり方」について論議は必要でしょうが、「駐留米軍に凶悪犯罪が多いのは殴り込み部隊を受け入れているから」という批判のやり方には違和感を覚えます。
システムの不備を批判するならまだしも、「殴り込み部隊だから」といって非難することは、職業差別・人種差別と紙一重でわないかと。
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