映画「デトロイト・メタル・シティ」 面白い! だからこそ、惜しい!とも思ふ
映画「デトロイト・メタル・シティ」を観てきました~。
こ、これは、面白い! 基本ラブコメで、色々とベタなのですが、ちょっぴり感動もできたりw
近頃の若者は「自分に合わないから」「自分がやりたいのはこんなことじゃない」とか言って、すぐ仕事も学校もやめてしまうそうです(まあ、人類社会発祥の頃から同じことが言われてたでしょうね)。
でも、人生って、夢って、そんな甘い甘い気持ちじゃ実現できない。そんなカンジのことを、クラウザーさんの生き様から教えてもらった気がしますw
自分に合ってるかどうか考えるよりも、まずはヒトツのことをがむしゃらにやりきってみよう!みたいな。
こんなのは本当のボク(ワタシ)じゃない。
そんなことを考えてウダウダするよりも、まずはヒトツの坂を登りきってみようぢゃないかっ。
"NO MUSIC,NO DREAM"って、受身のフレーズじゃないワケですよ。
「アカギ」の受け売りになりますが、「動く」ことが全ての根源なワケで。
「ただ…やること…、その熱…行為そのものが…生きるってこと……! 実ってヤツだ…!」
勝手ながら"NO MUSIC,NO DREAM"って、そんな意味も含んでいるようにも思いましたw
海洋堂 リボルテック No.055 DMC ヨハネ・クラウザーII世(U0613)
それはともかく、せっかくの面白い映画だったので、もちっと手を入れて欲しいなぁと思った部分もあります。
見た目のインパクト勝負の演出が肝の映画だと思うのですが、もうちょっと手が込んでいなかったりするのが残念だったり。
もっと顔面アップを増やしたり、CG処理をクドくしてもえぇんでわないかと。せっかくマントを付けてるんですし、もっと派手にはためかせてみたりとか。
終盤の集団ランニングシーンとか、スモークたきまくって、スローでエフェクトかけまくりつつ、マントをはためかせまくったりとか、クドい演出が欲しかったです。「男たちの挽歌」とかみたいなケレン味は、やっぱこういう映画には必要なんぢゃないかと。でないと、すぐにテレビドラマっぽい安っぽさが前面に出てきがちッス。
どうでもいいですが、ボクはそんなにアレコレと邦画やドラマとか見ないので、松雪泰子さん出演作品を見るのは、「フラガール」以来初めてです。
なので(?)、「フラガール」で松雪さんが演じたダンスのセンセーと、今回のドS社長がリンクしてるように感じられて面白かったですw 今回は音楽プロダクションの社長さん役なので、なんとなくダンスのセンセーから順当に出世したように感じてしまったといふwww その間にどんなストーリーがあったのかが気になって気になって仕方ありませんでした(爆)。
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Comments
KEI さん、こんにちは!
&はじめまして!
TBさせて頂きました。
私も期待以上と言うか想像以上に面白かったです。
KEI さん仰るとおり終盤の大人数でのランニング
シーンはもっとエフェクト効かすとさらに伝わってくる
ものがあったでしょうねぇ。
そこらへん、特撮技術関係の方々にもっと応援して
もらったりしていれば、、(笑)。
ま、方向性が違うのかもしれませんが。
今後とも宜しくお願い致します。m(__)m
Posted by: cocos | 2008.09.14 06:17 AM
>cocos様
コメント&TBありがとうございます。
視覚面に関しては、なんだかんだで、ハリウッド系エンターテイメント映画は手を抜いてないんだな~、とか思いました(^^;)。
予算規模が違うんでしょうけど…。
cocosさんのサイトの映画評はすごく充実してますね!
それに、なんてゆうか、温かみがあるというか、映画に対する愛が感じられて読んでいて気持ちいいです。
Posted by: KEI | 2008.09.16 08:04 PM