移民の家族呼び寄せの際のDNA検査 in ヨーロッパ
すでに、明日18日には決まってしまうらしい「国籍法改正案」ですが、それについて、「せめてDNA検査しろよ」という声も上がっているようです。
今の改正案では、親が認知して状況証拠さえある程度整えれば簡単に(?)日本人になれちゃうそうなので。
そりゃ確かにDNA検査が必要だよなぁ~、と思いつつも、DNA検査って実施したらしたで「人権無視だ!」とかゆー声が挙がるんでわないかい?とか思ったりも。
ところが、上の産経新聞阿比留瑠比記者のブログによると、移民の家族呼び寄せの際のDNA検査は、ヨーロッパでは近年広がってきているようです。
上のブログに掲載されていた「移民家族に対するDNA検査を行っているヨーロッパの国」は以下。
・イギリス…1990年代から実施。費用は国が負担
・イタリア…2005年から実施。費用は申請者が負担
・オーストリア…2006年から実施
・オランダ…2000年から実施。費用は申請者が負担
・スウェーデン…費用は申請者が負担
・ドイツ…費用は申請者が負担
・デンマーク…1994年から実施。費用は政府が負担
・ノルウェー…1999年から実施。費用は国が負担
・フィンランド…2000年から実施。費用は申請者が負担
・ベルギー…2003年から実施。費用は申請者が負担
・リトアニア…詳細は不明
「後進国」というレッテルを貼られることが大嫌いで、そのために欧米を手本にすることにやぶさかでない日本人としては、なんだかホッとできる情報です(爆)。DNA検査ってアリなんだぁ~みたいなカンジ♪
関係ないですが、「サトウのごはん」で有名なサトウ食品では、仕入れたお米のDNA検査を毎回行っているそうです(産地や品種の担保)。自分の会社の商品の品質と信頼を維持するためだそうで。
DNA検査ってのも「100%」を保証するシステムではないにしろ、偽装を防ぐ極めて有効な手段であることは間違いないでしょうから、国籍法改正案を通すのであれば導入して欲しいトコロです。
てゆうか、もう遅いのでしょうかね(汗)。
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