ターミネーター4 "No fate"
先行上映の映画「ターミネーター4」を観てきました〜。
正直なところ、ターミネーターシリーズとして物足りない部分もありましたが、逆に好きな面もありました。
ターミネーター1・2のような"金属臭"のするテイストではなく、もっと土ぼこりと"人間臭"のする作品になっていたあたりが、好みの分かれるところになりそうです。
シリーズの宿命として、しょうがないといえばしょうがないのですが、"I'll be back" のようなお約束(?)な場面やセリフが多いのは、やや気になる点でしょうか。もちろん、このお約束も大きな楽しみではあるのですが、やはり、今までの作品の呪縛から抜けきっていないような感じは受けました。
良かった点は、戦闘シーン。ラストバトル以外の戦闘シーンが、"見せ場"としてはやや中途半端なカンジではありましたが、今までのシリーズ作品とは違う"人間臭さ"にあふれていました。
ネタバレになるので、ストーリー的にはあれこれ書けないのですが、個人的に少し残念だったのがダブル主人公体制となっているシナリオ。
うまく合流できているとはいえ、やはり、双方が中途半端になってたかなぁという印象。もうちょっとキャラを絞り込んでいくべきだったのでわないかと思いました。
で、今回の「ターミネーター4」であらためて確認したのは、"No fate"というフレーズの重さ。
これから起こることは、あらかじめ決まっている運命ではない。道は自分で切り開いていくのだということ。運命はプログラムされているわけじゃないし、たとえされていたとしても、変えることが出来るんだということ。
今作のテーマを一言で表すなら、「ハート」ですかね。心の強さ。
シリーズを通して、どのキャラも常に極限状態で戦い続けていますが、彼らの「ハート」は砕けることなく、いつか勝利と安らぎを得ることでしょう。そう確信することの出来た作品でした。
追記:
てゆうか、あのお方が登場したときはチビりそうになりましたぞなもしw パねぇッスw
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