情報の一元化 メモかPDFかはたまた…
『読書は1冊のノートにまとめなさい
』を読了し、『情報は1冊のノートにまとめなさい
』を読んでいる最中でございます。
で、今までモヤモヤしていて実行しきれていなかった、「情報の一元化」について考えてみたいのことよ。
上記、2冊の著者である奥野宣之さんは、「パソコンのデータはいつか消える」ものであることと、「いつでもどこでもメモがとれる」というのを実現できていないこと、「誰でも」といかないことを理由に、「すべてを1冊のノートに」と提唱した本を書かれたわけです。
現在、僕はMacとiPhoneを使用しています。
ある程度"多くの層の人々"に対応するために「すべてを1冊のノートに」という方法が提唱されたのであれば、それを僕用に落とし込んで考えれば、もっとパソコンや携帯機器を活用する運用方法があるのではないかと考えてみたり。
奥野宣之さんの著作の中にも、そういう個々人でのアレンジが大切とかゆー意味のことがあちこちに書かれてたりしまふ。
というわけで、若干、目的よりも手段を重視した方向っぽいですが(爆)、MacとiPhone
を活用する情報の一元化術を考えてみたいと思います。
とりあえず、パソコンを使うことのメリットを列挙。
【データは消えない】
僕の場合は、MobileMeを使っているので、今この瞬間にパソコン本体が消滅しても、PC本体内のデータのほとんどは消滅しないので、データ損失の面からいえば殆どダメージはありません(精神的にダメージはあるでしょうが^^;)。ちきうのどっかにあるMobileMeのサーバーの中や、自宅用と持ち歩き用の2台のパソコンの中にも同じデータがあるので、最大で1日分程度のデータが飛ぶ可能性があるだけです。
ついでに、自宅ではTimeCapsuleも動いてますので、基本的には1時間以内のデータのほとんどは復活可能だと思います。自宅が炎上崩落しても、モバミーで同期されたデータは生き残ります。
(でも、えてしてこういうのは"いざという時"にうまく働いてくれなかったりもしそうですがw)
デジカメ画像など、NAS上のデータが心配ではありますが、画像や動画などのデータの保全問題は今回はひとまずスルー。
【検索するなら全部PC上で】
奥野宣之さんは、索引のみをパソコンのテキストデータとして管理されています。これは「手書きノート」というアナログデータとデジタル技術の融合という意味では、面白い方法だと思います。ですが、これは、やはり「マメな人」にしか出来ない方法のような気がします。
それと、僕的には「MacとiPhoneを活用する」という手段を重視したいわけですから(爆)、全部をデジタルで処理したいのです。
全てをPC上に保存しておけば、索引も実データも、全てPC上で管理できます。iPhoneなどの携帯機器との連携方法を吟味すれば、いつでもどこでも、自分の情報にアクセス出来るようになります。
手作業でタグを作らなくても、全文検索でデータを検索できますし、今はiPhoneでも持ち歩けないようなデータも、何年か後には持ち歩けるようになるでしょう(ネット経由で自宅のサーバにアクセスとか今でもできますし)
【ひとまずの方法】
とりあえず、現在の僕のやってる方法。
商談中などはiPhoneを出すのは恥ずかしいので、手書きのメモを使用。その内容はiCalに転記。手書きメモを転記する手間がアレですが、まあ、清書というカンジで。
その他の情報・資料は、PDF保存を基本に。ScanSnapとAcrobatのOCRを利用して、アナログデータもなるべくPDFに。テキストやWORD、EXCELなどのデータは元々検索できるので、そのままでオッケー。
Mac上でなら、Spotlightで全て検索できまする。
問題はiPhone上。MobileMeのiDisk上にあるファイルって検索できないっぽいですかね。
アプリを使ってiPhone上にダウンロードしておくにしても、あらかじめ手動で作業をすることになるわけで。
というわけで、Macの標準メールソフトであるMailの「メモ」を使った運用を検討してみようかと。
[良いところ]
・Macと同期できる
・iPhone上でもSpotlightでラクラク検索
[悪いところ]
・iPhone上では画像が表示されない
うーん、画像が表示されないのは苦しい…(なんか設定変更で解決できるといいのですが)。
でも、それを補うだけのメリットはありそげですかね。
RSSリーダーとして、Web上のGoogleリーダーを利用していますが、気になる情報を見ながら順次「メモ」にコピペ。今までフォルダに埋没していたちょいネタのテキストファイルも「メモ」にコピペ。
参考になりそうなWebページはPDFにして保存しているのですが、iPhoneからは参照しにくいのが難点でした。でも、それも「メモ」を使えば解決できそうです。あ、Webページは「PDF」よりも「Webアーカイブ」として保存したほうがオリジナルを残せるのでいいのですが、互換性に難ありかも、ということであまり利用はしていません(Safariで作成したWebアーカイブをWindowsに渡して見れるかどうか検証しとこうかなぁ)。
まあ、運用がうまくいかないようであれば、運用をやめればいいだけの話ですかね。
MacとiPhoneのOmniFocusも使用してますが、これはこれでメモ用途とは別の役割で独立運用。主にGTD用途。あと、メモから一段階昇格した具体的なToDo項目とか。終わったら消していく用途ですね。
OmniFocusもアイデアメモ的に使えるけれど、Mac上で画像入りの項目を作ったら、iPhoneと同期できなかったれす(´・ω・`)ショボーン
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