『仕事ができて、なぜか愛される人の「質問術」』(伊東明監修)
『仕事ができて、なぜか愛される人の「質問術」』(伊東明監修)を読みました〜。
OLさん向けの本なのですが、コンビニで見つけてちょっとおもろげだったので、買ってしまった次第です。
挿絵もかわいくてヨイです。
相手から話を引き出すコツは、オープンとクローズドをうまく組み合わせて使うことです。(P.19)
こういうのは、何となく知っていても、意識して使い分けが出来てない部分ですね〜。でも、結局は「人柄」が大きなウェートを占めることも多いのかなとかネガティブに考えてみたり。ひたすらクローズド(クロかシロか、みたいな質問)で攻めても、相手に威圧感を与えないで好かれる人とかいますし。
ともかく、「技術」としての側面からは注目したい部分であることは確かです。
たとえば「どうすればいいんですか?」という漠然とした質問。これは上司が非常に困る質問だということに気づいていましたか。「仕事はどう?」と聞かれて、あなたが瞬時に答えられないのと同じです。(P.64)
自分の疑問を具体的に提示できるような人間なら、質問せずともバリバリ仕事ができそげだとか思ったり。
とはいえ、これは自分的に反省したい部分。自分でやりたい仕事ならともかく、そうでない仕事だったら淡白になりがちだったりしますw
部長のおっしゃりたいのはこういうことですよね?(P.83)
くどくどと話の長い上司に対して、まず「肯定」をして話を止めて、「提案の許可」(こういうのはどう?)といくカンジ。
でもねぇ、話の長い上司って、話すために話す、みたいなカンジの人が多いから、一通り話し終わるでは、こちらが話したことなんて上の空だったりすることも多々あるような気も。
でも、ネガティブな質問ではなく、ポジティブな質問で空気を変えるという案には賛成。なかなかムズい部分ではありますが。
彼氏のできない女性がよく言うセリフが「出会いがないから……」。しかし、それは「機会」がないのではなく、出会っても相手のよさを知る「技術」がないからという場合も多いのです。(P.94)
こういう「技術」を身につける方法を、僕みたいなモテない人間には知りたいところです。
この本は女性向けではありますが、多くの示唆を得ることが出来たようには思えます。
しかし、やはり「技術」なんですよね。しかも、意識せずとも自然とこなすことの出来るレベルの技術(そこまでいくと、もはや技術ではなく、本来の人柄とも言えるのかもしれませんが)。
どこに行っても、誰とでも仲良くなれる人というのはうらやましいものです。
たとえば、先日逮捕された押尾さんや高相さん。
彼らは、報道されているようなヒドいことをやっていた反面(まだ容疑の段階ですが)、「仕事ができてなぜか愛される技術」ってのを身につけていて、多くの人と仲良くなることが出来ているわけで。
たとえば、いわゆるモンスターペアレンツ。
彼らは、「モンスター」と形容されるように、人並の常識や思考能力に欠けている反面、誰かと結婚するほど仲良くなる技術を身につけていたともいえるワケで。その面からいえば、僕なんかよりも社会に適応しているのだなぁ、とか思ってみたり(´・ω・`)ショボーン
ともかく、「狂人のまねとて大路を走らば、則ち狂人なり」ぢゃなかった…「偽りても賢をまなばむを賢といふべし」ですな。
愛されるポジティブな「質問術」を心がけようと思いまする。
そういえば、CLAMPの「東京バビロン」には、「愛してるフリをしていたら人を愛せるか実験中w」ってのがありましたね。あちらは、あまりうまくいかなかったワケですがw
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