「命名権」は地域の財産になるのか?
日産スタジアム、改名なら市に重い負担/横浜:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
そりゃ、てっとりばやく金は入りますけれど、「命名権(ネーミングライツ)」ってのは、個人的にはあまり好きではありません。
。
サッカー場みたいなデカいモンに名前をつけるって、そんなの「購入する可能性があるのはあそことあそこぐらいかな」みたいに、「客」がひっじょーに限られるわけであり。契約が切れたら、標識だのパンフだの市のお金で付け替えるってゆー仕組み。
まあ、「命名権」が売れなかったんならあきらめるこった、っつーことですかね。「日産スタジアム」のままにしとけばいいぢゃないw 日産は無償で宣伝が出来て得なようだけれど、「あちらさん、お金が無くてそのままらしいですよ」みたいに噂されて、イメージ的にはビミョウになったりw
広島に新しい野球場が出来て、マツダが命名権をお買い上げ。「マツダズームズームスタジアム」でございとかやってますが、なんか個人的にはもう興ざめっつーかなんつーか。
これはまでは、"広島には「広島市民球場」がある"という意識を多くの広島市民・広島県民が持っていて、それを少なからず誇りにしていたわけです。でも、もうそういう意識は薄れるでせう。"あれは「マツダスタジアム」だよ"みたいなカンジ。
恒久的な「愛称」みたいなのはまだアリだと思うんですよ。
サッカーJリーグのサンフレッチェ広島の試合が行われる「ビッグアーチ」っつー名前は秀逸。しかもずっと残る(ハズ)! この名前自体が「広島の財産」となっており、しかも「利息」を生み出してくれるわけですよ。
でも、「命名権」の販売による利益はある意味"その場限り"。いかに地元の企業名を入れようとも、それが地域の恒久的な財産となるかどうかはビミョウなんでわないかと。
「旅行・地域」カテゴリの記事
- エスカレーターは止まって利用しよう(2019.03.13)
- 広島のマツダらがサッカースタジアム建設に反対しているというデマの払拭を(2018.05.12)
- 広島サッカースタジアム(2018.05.10)
- 2018年1月 信越線立ち往生、20000RTの写真について(2018.02.04)
- 2018年1月 信越本線立ち往生事件まとめ(2018.01.31)
The comments to this entry are closed.
Comments