M-1グランプリ 2009 雑感
今年のM-1グランプリも楽しませてもらいました〜。
レベルが落ちたとかいう人もいるようですが、こういう番組ってのは、その時々の波や流行ってのも大きな要素となってくると思うので、まぁ長い目で見てあげてはどうかとか思ったり思ったり思ったり。
で、まあ、若干ネタバレも入りそうな気もしますが(もう気にしなくていいでしょうけど)今年の雑感を。
☆ナイツ
よくこなれていて面白いけれど、関西的見地(なんぢゃそら)からいえば、ちょっと固い。攻めて得点できる実力はあるのに自陣で守備を固めたサッカーみたいなカンジ(なんぢゃそら)。うろ覚えですが、「15分制だったら俺たちが勝ってた」みたいな捨てゼリフはめがっさかっちょ悪かった。
☆南海キャンディーズ
漫才かどうかとかは気にする必要は無い。このままの調子でがんがって欲しい。でも、あと少し年をとるとしずちゃんの今のキャラが通用しなくなってくるような気もするので、どっかで展開を変えないと先が見えなくなってくるように思う。ネタはともかく、山ちゃんのいい人っぽい面が多々見れたのでほのぼの。控え室でカメラに対して笑顔をきっちり向けて何か言おうとしていたのは山ちゃんだけだった。あと、「ぐうの音も出ません」とかいうコトバはすがすがしかった。
☆東京ダイナマイト
もっとおもろいネタをまだあるのでしょうw 松田くんはピンの時のキモさがまだまだ出てないようにも思う。
☆ハリセンボン
うーん、もっとおもろいコンビだと思ってたけど、なんか一発芸の域を出ていないようなカンジだった。はるかのボケに春菜がキレて返す同じパターンばかり。もっといいネタは無かったんかいな。僕が彼女らをテレビで初めて見た時、舞台に出てきた二人を観客がビミョウに静かな空気で迎え、それに対して「二人とも女ですから」と自分たちで言っていたのが印象に残ってます。あのツカミは良かった(疑念から解放された観客がホッと一息ついているのが伝わってきた)。
☆笑い飯
新たな伝説「鳥人」w 基本的に二人が楽しいことをやっているだけという面もあるでしょうから、ビミョウなネタがあってもご愛嬌ということで。チンポジネタは前からやってたにせよ、まさかあの場で取り入れてくるとは。しかもひっぱりまくり。M-1が瞬発力勝負な面があるのを考慮した戦略だったのかもしれませんが(ライブとかではウケやすいと思われる)、ちと勇み足。彼らがそれで満足してるっぽいのもどうかと思いつつ、笑い飯はそれでイイとか思ったりも。
☆ハライチ
期待してましたが、他のメンツとくらべると技術も経験も足りず、レベル差が露呈してしまったカンジ。もちろん面白いのですが、まだまだ浅い。がんがれ。
☆モンスターエンジン
なんかちょっと固いカンジだった。たんなるキャラのインパクト勝負になってたのはどうかと思った。審査員にも指摘されてたね。
☆パンクブーブー
すごく面白かった。良かったよ。でも、イマイチ印象に残らないのが残念。
☆NON STYLE
昨年よりもちょっと浮き足立ってたカンジ。でも、さすがの面白さ。多彩な攻め手にオラワクワクしてきたぞ。でも、昨年も思ったけど、もうちょい"毒"が欲しい。今のままだとどんなにレベルアップしても、脱しきれない"ワク"にハマり込んでるカンジ。
☆今田耕司
ええい、芸人はいい! 今田を映せ!と思ってしまうこともあったりw 飛び上がって喜んでいる今田さんとか見たかかったなぁ。で、カメラを引き気味にして司会者も映せ、とか言いたいトコロですが、それだと凡百のバラエティと大差なくなっちゃうしなぁ。M-1は芸人にしっかりカメラを固定して放映してくれてるところがおもろいし。
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