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2010.01.06

シーシェパードがゲットした"自称"エコ船の週末(誤)

シー・シェパードの捕鯨抗議船 日本の監視船と衝突 - MSN産経ニュース魚拓

シー・シェパードによると、ギル号は抗議活動中に第2昭南丸に衝突され、船体が半分以上沈んだ状態になった。シー・シェパードは「(事故発生時)ギル号は静止していたが、突然衝突された。(日本側は)救助もしてくれなかった」と批判。調査捕鯨を行う日本鯨類研究所は、ギル号が衝突してきたとしている。

 パタゴニアが支援しているというシーシェパードが所有するアディ・ギル号。週末は海底で過ごすことになるのでしょうか?


Sea Shepherd Ship Collision - シーシェパード妨害船が日本調査船に衝突

 それはともかく少し視点を変えて、書き記しておきたいのが、この「アディ・ギル(Ady Gil)」号の出自。

 元は、「アースレース(Earthrace)」号という名のエコ船(?)だったそうです。

バイオディーゼル船の「Earthrace」、サンフランシスコで公開に:ニュース - CNET Japan魚拓

Earthrace号は、Earthrace Projectのメインアトラクションとして、サンフランシスコに係留されている。Earthrace Projectは、再生可能燃料の推進を目的に30都市を半年かけて回るプロジェクトで、2007年3月に開催される世界高速ボートレースで幕を閉じる。トライマラン(三胴船)に分類されるEarthrace号の燃料は、植物や動物性脂肪から作られるいわゆるグリーンエネルギー源のバイオディーゼルだ。

 エコを推進するための船であるのなら、その船の処分方法にまで思いを馳せて頂きたかったものです。
 きちんと責任をもって処分してくれる団体などに払い下げるのではなく、どう使われるかも分からない団体に引き渡してしまうとは、なんつーかエコプロジェクトとしては片手落ち。
 シーシェパードに使われると分かっていて売り渡したのなら、ますますアレなカンジ。元々相手の船にぶつけてでも妨害してやるぞ!という団体なのは周知の事実なワケで。そういう団体が機動性のある小型船を手に入れれば相手の船の周りをチョロチョロして妨害する用途に使用するのは目に見えているワケで。つまり今回の事故はたとえ故意でなかったとしても、限りなく故意に近い未必の故意だったと言えるのではないでしょうか。

 シーシェパードが入手した「アースレース(Earthrace)」号は当初の輝かしい姿を失い、海賊船カラーに塗り替え。 

"Earthrace Project"とやらは、海洋への10tのゴミとバイオ燃料の投棄によって結末を迎えたワケです。

(追記:シーシェパード側は「沈没した」と発表していたそうですが、ぢつわ沈没しておらず、曳航をあきらめて海上に放棄していったとのこと)

参考:
パタゴニア(支援者)→シーシェパード(実行犯)→日本の捕鯨船を攻撃: 好き。
GIGAZINE - 地球最速のエコボート「アースレース」、シーシェパード専用船となって日本の船の妨害に向かうことが明らかに
シーシェパードの「アディ・ギル号」が衝突して沈没していく様子のムービー - GIGAZINE
時事ドットコム:ハリウッド大物らが支援、資金提供=調査捕鯨妨害のシー・シェパード魚拓


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