「国母、最後まで醜態」の記事を読んで
国母、最後まで醜態…8位入賞も反省なし /紙面記事/2010バンクーバーオリンピック特集/デイリースポーツonline(魚拓)
もっとも、試合後の態度は褒められたものではなかった。決勝2回目終了後、得点が出る前に、不満げに自らのゴーグルを投げ飛ばした。その後も、先に引き揚げた青野のインタビュー中、待機するように指示した日本オリンピック委員会の広報の指示を無視し、足早に取材ゾーンを後にしようとした。 追いかけてきた報道陣の質問には「あ?あ?あ?」と挑発するように3回も聞き返し、一度は完全に取材ゾーンを出た。関係者にうながされ、インタビューに応じたかと思えば、口をゆすいだ水を上向きに吹き出し応対するなど、やりたい放題だった。
まあ、スポーツ紙の記事を読んで感想ってのもアレかもしれませんが、態度が悪かったというのは事実なのでしょう。
で、思ったのは、「勿体ないな」ってコト。
国母クンは自分自身の「商品価値」をどう思っているのでしょうか? オリンピックに出て世界のトップレベルで争えるほど頑張ってきて、「商品価値」がついた…ハズだったのに、多くを手放してしまったワケなのですが。
国母クン自身のことでいえば、これから先、プロのスノーボーダーなり、それ関連の仕事につくなりする上でおいて、ひっじょーに損をしてしまっているワケですよ。
それから、これを国母クンがどう考えるかですが、大げさでもなんでもなく、スキー業界&スノボ業界に対する責任はどう考えるのかと小一時間。
スキー観光をめぐる動向/雪国の活性化|北陸の視座vol.19(魚拓)
スノボ人口は大幅に増えたとはいえ、スキー人口は大幅に減り、スキー場への来場者数はピーク時の3分の1に減少。ピーク時が異常だっただけと考えることも出来るにせよ、スキー場や用具など、関連産業の多くの人の生活が危機に直面していることは事実。
そんな中、国母クンのオリンピックでの活躍に期待が集まっていたことは想像に難くないワケで。
たんに成績の面だけでなく、イメージの面でも盛り上げてくれることが期待されてたワケですよ。
世界のトップレベルに立ったってことは、本人が望もうと望むまいとそのスポーツ産業を盛り上げる広告塔としての「責任」も背負ってしまうワケですよ。ショーン・ホワイトしかり、イチローしかり、浅田真央しかり。
で、国母クンは日本のスノーボーダーのトップ選手の一人となったワケですが…
"アレ"がトップですか。
本人は"自分"を出せて満足だったとか思ってるのかもしれませんが、それでは、そこで終わりです。
自分と自分の取り巻きだけで盛り上がってそれで終わり。
よくテレビの街角中継なんかでアナウンサーの後ろで「ピースピース
」ってやって目立とうとしてるお子様がいるじゃないですか? 残念ながら、私のような門外漢から見れば、国母クンの今回のオリンピックでのパフォーマンスは、アレとなんら変わりない印象です。
本人は後でお仲間と「すげぇぜ!」とか盛り上がれるんでしょうけど、それでおしまいです。
痛いニュース(ノ∀`):【五輪/ハーフパイプ】 国母8位、青野9位…ホワイトが圧巻の連覇!
ショーン・ホワイトなんかも自分の好きにふるまっている部分もあるのかもしれませんが、それでも、彼の表情や動きから伝わってくるのは「周囲の期待に応えよう」「周りのみんなを楽しませてあげたい」ってな気持ち。
コデラさんは服装については若干フォローしてくれてるけれど(移動でスーツはキツいだろ的フォロー)、それ以外の「国母問題」はまだまだ尾を引きそうです。
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Comments
今回に限った話でなくて・・・
前回も、いろいろ・・・ 強烈なのは
選手村で、壁だったかな? 破壊 事件も
ありましたよね。
朝青龍と比較したら ・・・ かもしれないが
なんか、よく似てる? そんな気も?
Posted by: yado | 2010.02.20 09:24 PM
>yado様
コメントありがとうございます〜。
国母和宏くんは、周囲にも自分にも損させてるんですよね。
朝青龍の末路も哀れなものでしたが、いくら成績を残しても、このまんまの路線でいくと、国母くんは世界トップレベルにまで成長しながらも(五輪8位は正味な話立派)、可哀想な末路になりそげです。
チームミナミ「國母和宏」ワールドカップで優勝!! - Event Report
国母くんが色々な大会に出場して練習できるのもスポンサーがあってのこと。スポンサーが国母くんに投資してくれてるのはなんでなのか考えて欲しいトコロです。
というわけで、「株式会社ミナミアクティブスポーツ(東京都千代田区)」が国母くんをバックアップしていることを書き添えておきます。
Posted by: KEI(ブログ主) | 2010.02.21 05:42 PM