好き。

　どうせ「主催者発表」にしかならないんですし、なるべく多い人数を言いたい気持ちは分かりますが、そんな"見栄"のせいで、せっかくの「沖縄県民の声」が、「どうせただのプロ市民や左翼市民のエセ集会だろ」みたいな声にかき消される事態を招くのが、本当に沖縄の未来のためになるのかと。

　以前の沖縄11万人県民大会でも、古館伊知郎氏の「仮に2万人だったとしても何がいけないんでしょうかね」発言ではないですが、どこか理性を失った意見が飛び交っていました。

「会場に11万人いなかったかもしれないが、会場に着かなかった人や途中で帰った人を合わせると11万人だ」というハナシならまだしも、「会場に11万人いた。会場に着かなかった人や途中で帰った人も合わせるともっといた」なんてハナシまで。
　冗談のようなハナシですが、沖縄県知事仲井眞さんまでが「20万人」説を言っているのですから、何がなにやら…。

　ちなみに、沖縄県知事仲井眞さんは、のべ人数ですらなく、"会場が20万人の参加者で埋まっていた"との認識で発言されています。会場にたどり着かなかった人や途中で帰った人が何万人もいたとすると、25万人とかが参加していたということになっちゃいますね…。

　ちなみに、沖縄県の人口は約140万人（2010年3月1日現在推計）、入域客数は約600万人（平成20年度）。平成21年4月の入域客数は約45万人。

　4月の25日はせっかくの日曜日ですが、沖縄のバスは県民大会のために召し上げられる上、10万人規模の移動で混雑するため、観光には行かないほうがいいのかもしれませんね。なんせ、沖縄県民の10人に一人が参加する予定の大会ですから、バスやタクシーだけでなく、飲食店や各種サービス業の人員不足も予想されます。2007年の11万人県民大会の際は、人と車の列で会場周辺だけでなく、那覇市内から会場までも徒歩の人の列と車の列で大混雑だったと、県民大会11万人説を唱える方々は言っておられました。

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米軍普天間基地（沖縄県宜野湾市）の「移設先」とされる鹿児島県徳之島（徳之島、伊仙、天城の３町）で、島ぐるみの反対集会を再び１８日に開くことになりました。目標は１万人。島の総人口２万６６００人の約４割にあたる大規模集会になります。３町長が７日記者会見し、詳細を明らかにする予定です。

「島の総人口２万６６００人の約４割にあたる大規模集会」ですか。そりゃ凄い。
　４月18日（日）は、観光客にとっては不便な一日となりそうです。せっかくの休みを使うなら、別の日程に変えたほうがいいかもしれませんね。なんせ、昼間は島民の４割が県民大会に参加しているのですから…。

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