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2010.07.28

iPad雑感

 iPadを買ってしばらくたったので、ちょい雑感メモ。

 電子書籍リーダーとしての使い勝手は比較的良好。といっても、今は「電子書籍リーダー」というより、「PDFリーダー」って感じで使ってますが。まあ、だいたい同じような意味ですかね。

「i文庫HD」は「重いPDFだと落ちる」とか聞いてましたが、バージョンアップで改善されたのか、100MBのPDFもサクサク読めます。
 iTunes経由で「iBooks」の利用も快適。この場合、電子書籍の元ファイルを使い慣れたiTunes上で管理できるのがすんごく快適。ただ、「i文庫HD」とくらべると、めくり方向が固定だったり、見開き表示が出来なかったりするのが欠点です。あと、表示が遅いんですよね。デジカメの画像再生モードとかでよくあるやつみたいに、一瞬荒い画像が表示された後に、ちゃんとした画像が表示されるといふ。これが読んでるとキモいです。ページをサムネイルでずらりと表示できたりするので、使い勝手がいいソフトではあるのですが。

 あと、電子書籍リーダーとしてiPadがどうこう…なんていう議論は、ある意味ムダな部分もありますね。

 将来的にiPadが無くなったり、Kindeが無くなったりした時に、まったく読めなくなるような電子書籍は欲しくないわけですよ。(仕掛けのある電子絵本みたいなのはともかくとして)
 つまり、今の自分にとっての最適な解としてiPadを利用しているというだけのハナシ。将来的には別のガジェットを使っているかもしれないわけですよ。

 今現在、画面10インチ程度でカラーの電子書籍をサクサク見られるそこそこデザインのいい端末って何があるのかと。まあ、強いてあげれば、ノートパソコンくらいでしょうけれど、電子書籍リーダーとしては使いにくい面も出てくるわけで。

 iPadに対して"大き過ぎる"みたいな意見もよく目にしますが、たとえば6インチ程度のサイズが最高だと思っていても、その場合は6インチ用に最適化された電子書籍が必要なわけですよ。
 今現在、最新の書籍を電子書籍用に最適化されたカタチで入手することがかなり困難であることを考えれば「自炊」がヒトツの手段ではあります。しかし、やってみれば分かりますが、文庫やコミックを普通に裁断してスキャンしても、とても6インチの画面で見れるようなシロモノにはならないことが多々出てきます(文庫はまだなんとかならないこともないですが)。使ったことは無いですが、最低でも8〜9インチ程度の画面サイズの電子ブックリーダーが必要になってきます。

 その意味においてiPadを"大き過ぎる"と表現することに異論はありませんが、漫画を読むにのに8〜9インチ程度の画面が必要なのだとすれば、iPadの9.7インチ画面が最適解に近い値のヒトツであることを否定するほどの説得力は無いのではないかと。実際、Kindleも9.7インチ版が用意されていますね。

 ともかく、昔にくらべれば、過去のデータ資産を引き継ぎやすくなっている昨今、iPadなんて…と言ってても仕方のない面もあるのではないかと。iPadが気に喰わなくとも、他にハードの選択肢が無ければ、iPadに依存しないデータ形式を活用すればいいだけかと。

 関係はないですが、2002年頃にClieで入力していたスケジュールや昔のPC-98(PC-9821ですが)の頃に使っていたデータも、なんぼかは今のMacにもってこれてます。パソ通の頃のログとかメールデータとかをもってこれてないまま失ってしまったのが惜しいところですが、過去のデータを引き継げるありがたさを実感しておりますので、これから先もなるたけ"引き継げるデータ"ってのを意識していきたいなと思う所存。
 iPadも、アプリ関係は仕方ないにせよ、スケジュールや電子書籍なんかのデータも引き継げる形式を意識して使ってゆきたいです。

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